FR ERATO LDE3297 クルト・レーデル ヴォルフガング・マルシュナー ヴィルヘルム・シュネラー レナード・ホカンソン ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 バッハ 音楽の捧げもの BWV1079

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「 FR ERATO LDE3297 クルト・レーデル ヴォルフガング・マルシュナー ヴィルヘルム・シュネラー レナード・ホカンソン ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 バッハ 音楽の捧げもの BWV1079」を通販レコードとしてご案内します。

34-12463

商品番号 34-12463

通販レコード→仏グリーン・アンド・ホワイト黒文字盤

優美で華麗なバロック音楽 ― 「音楽の捧げもの」はフルート愛好家のプロイセンのフリードリヒ大王(1712〜1786)に献呈された作品。ポツダムの宮殿にいたフリードリッヒ大王は、対位法の大家であり、鍵盤楽器の即興演奏では、当時並ぶものがなかったヨハン・ゼバスティアン・バッハを呼び寄せた。作曲家でもあったフリードリッヒ大王は、自らの主題で6声のフーガを即興するようバッハに求めた。しかし、その時バッハは、自ら選んだ主題に基づく6声のフーガを演奏せざるを得なかった。このことが、その後に「音楽の捧げもの」を作曲する原動力になった。2ヵ月後、改めて大王の主題を基に全部で16の曲からなる「音楽の捧げもの」を完成させた。曲は、3声のリチェルカーレ、無限カノンを前置いて、王の主題による各種のカノン ― 逆行カノン、同度のカノン、反行カノン、反行の拡大カノン、螺旋カノン、上方5度のフーガ・カノニカ、2声のカノン、4声のカノン ― が展開され、6声のリチェルカーレ、大王が好んだフルートを取り入れた、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタを挟んで、無限カノンで閉じられる。この「音楽の捧げもの」はLPレコード時代から、他のバッハ作品同様、競合盤が多くそれだけ愛好家は聴き比べで楽しめました。本盤は、質実剛健な音楽の構築によってバッハ演奏のスペシャリストとして知られるクルト・レーデル指揮による録音の中でも、モノラル録音で時代を感じさせるが、カール・ミュンヒンガーの重厚型とともに、このレーデル盤の穏やかさにも魅せられました。主題の変奏曲形式であっても、曲運びに重点を置いたミュンヒンガー盤に対して、レーデル盤は一曲毎に、やや即興性を思わせぶりに完結していく。他の盤と比べレーデルは地味な演奏家なのですが、長く聴かれてしかるべき名盤です。そして、今より少しでもレーデルの演奏に接してほしい。解説によると『パッヘルベルのカノン』を再発見したのは彼だと言うことだ。クラシック音楽に縁の無い人でもどこかでは聴いているほどの有名曲であり、それをメンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を再発見したり、パブロ・カザルスが「無伴奏チェロ組曲」を再発見したように、忘れられた音楽を掘り出して光を当てたとすれば、これはビジネスモデルになって然る可き程である。しかし、唯今レーデル盤でこの曲を聴く人は少ない。懐かしい王道感と同時に、現在の潮流、ピリオド楽器を使った古楽器奏法によるバロック演奏を聴いている方には、新鮮にも映るかもしれないモダン楽器による壮麗なバロック音楽演奏で、名フルート奏者でもあったレーデルの本領発揮の名盤です。レーデルが、指揮に加え得意のフルートを掛け持ちしてヴァイオリンのヴォルフガング・マルシュナー、チェロのヴィルヘルム・シュネラー、チェンバロのレナード・ホカンソンと絶妙な演奏を聴かせてくれている。気心の合ったミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団との、バッハの作曲した音楽に魂が入ったとでも表現したらいいような、全体に滋味豊かな演奏を繰り広げる。

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