「 AU WRC TE330 クルト・レーデル ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 モーツァルト ディヴェルティメント(KV136-138) アダージョとフーガ KV546」を通販レコードとしてご案内します。
珠玉のモーツァルト ― このLPレコードで指揮をしているクルト・レーデル(Kurt Redel, 1918年10月8日〜2013年2月12日)は、1945年までドイツ領であったブレスラウ(現ポーランド領ウロツワフ)出身の指揮者兼フルート奏者。レーデルは1938年、20歳の時にマイニンゲン州立オーケストラの首席フルート奏者に就任。さらに1941年ミュンヘンのバイエルン国立オーケストラの首席に就任。1952年に、本盤でも演奏しているミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団を自ら創設し、音楽監督を務めた。数多くのコンサートを行い、1960年代にエラート・レーベルにバッハやハイドン、モーツァルトなどを数多くレコーディングし、各種レコード賞を受賞。またルルド音楽祭を自ら主宰して、20年間にわたって率いると同時に、ヨーロッパの重要なオーケストラとも共演。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学やデトモルト音楽院で教授を務めた。それら20歳の若い時からで、カールハインツ・ツェラー、パウル・マイゼンにフルートを教えた。これらの長年の功労に対し、レコード大賞、パリ・オペラ座オルフェウス賞、エジソン賞、ドイツ連邦一等功労十字章がレーデルに授与されている。2019年はレオポルド・モーツァルト(1719〜1787)の生誕300年のアニヴァーサリー・イアー。ガラガラやおもちゃのラッパ、鳥の鳴き声などを多用していることでも知られる「おもちゃの交響曲」が代表作とされる、父レオポルドの指導を受けていた頃の3曲のディヴェルティメントは、神童モーツァルトを示す初期を代表する名曲で、弦楽合奏で演奏される交響曲といえる堂々たる出来で、ザルツブルク・シンフォニーとしてLPレコード初期から愛好されてきたものです。このLPレコードの演奏は、気心の合ったミュンヘン・プロ・アルテ室内管との演奏。レーデルとミュンヘン・プロ・アルテ室内管のモーツァルトは、ウィーン・スタイルとは一線を画す〝ドイツ・スタイル〟によるもので、特に高い評価を得ている。1991年にレーデルが同オーケストラを率いて来日公演を開いた時は、バッハやモーツァルトなど古典音楽を演奏する団体のイメージが強く、まさかブルックナーの「交響曲第5番」をプログラムに取り上げるとは想像だにしなかっただけに、興味を大いに刺激してくれたが、若きモーツァルトの作曲した音楽に魂が入ったとでも表現したらいいような、情感細やかな名演を繰り広げる。
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