GB DECCA SXL6486 ゲオルク・ショルティ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 シューマン 交響曲1番「春」、「序曲、スケルツォとフィナーレ」Op.52

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「 GB DECCA SXL6486 ゲオルク・ショルティ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 シューマン 交響曲1番「春」、「序曲、スケルツォとフィナーレ」Op.52」を通販レコードとしてご案内します。

34-16957

商品番号 34-16957

通販レコード→英ナローバンド ED4 盤[オリジナル]

ショルティ評価の元凶となった迷演。 ― 2017年は、20世紀を代表する巨匠指揮者サー・ゲオルグ・ショルティの没後20年、及び生誕105年にあたります。半世紀にわたり一貫してDECCAに録音し、数々の名盤を遺した重要なアーティストであり続けた。知名度という点では、ヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタインと並ぶ、20世紀、特に戦後を代表する指揮者。なによりもショルティと関係良好だったウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と後世に語り継がれるオペラをウィーンのソフィエンザールで次々と録音している。ユダヤ人であったショルティはナチスの迫害を逃れスイスに亡命を強いられたり、地方のオペラ座の監督等を歴任していたが、ワーグナーの大作「ニーベルングの指環」の初のスタジオ録音をウィーン・フィルと共に完成させ一躍トップ指揮者になる。1969年からのシカゴ響楽団との蜜月時代にはカラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と並ぶ世界最強の音楽チームとして認められ、コンサートに録音にと他の追随を許さない完成度の高い音楽を世界に提供した。1997年、ダイアナ妃、マザーテレサが亡くなった数日後、療養先の南フランスにて急死する。気性は激しかったが、病や死といったイメージから最もほど遠かった指揮者だけにショルティ・ファン以外のクラシック音楽ファンにも衝撃を与えた。その旺盛なショルティのスケジュールには、翌週のダイアナ妃の追悼コンサートの指揮や、2000年の予定まで入っていたという。そのレパートリーは多岐にわたり、ヨハン・ゼバスティアン・バッハからショスタコーヴィチまで幅広く網羅。おそらく有名交響曲作家で一曲もやっていないのはシベリウスぐらいではないか。 意外なことに現在、ワーグナーの10大オペラ、マーラー交響曲全集、ブルックナー交響曲全集を出しているただ1人の指揮者でもある。デッカが作り上げたような指揮者で、ショルティのシカゴ響の音楽監督時代にはカラヤン&バーンスタインの対抗馬として英デッカが過剰に録音をリリースしすぎた感がある。ウィーン・フィルとの名盤の中でも、ショルティ唯一のシューマン交響曲全集は、所謂ショルティ独特の強引さ、ごつごつした面が出てしまった迷演。ショルティの自伝によると、レコーディング直後のプレイバックを聴いてプロデューサが「こいつはひどいっ!」と言ったそうだが、明朗快活な〈第1番〉はショルティのアタックの鋭さを、ウィーン・フィルの響きが中和しており、これがシカゴ響だと、もっと派手になったはずだ。とにかく明るく元気なシューマンで、バーンスタインのような腰の重さはないが曲想にはあっている。曲がわかりやすいのがショルティの美徳で、叙情的なところは弦楽器が美しい。オーケストラの豊かな響きと高度な能力を駆使し、作品の性格を描きあげた演奏が楽しめる。ショルティの音楽の特性は硬派、豪快、ダイナミックで、甘えのない厳格かつ躍動感にあふれる演奏。その反面 、比類なき生彩に満ち満ちた輝きを放つ。早いテンポでオーケストラを煽り、楽器を鳴らしまくるため聞き逃されてしまうが、対位法などのオーケストレーションを含む曲の構造に留意し精緻なアンサンブルを要求するといった論理的なアプローチも特色の一つで、完全主義者といわれる所以でもある。

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