FR CONCERT HALL SOCIETY SMS2676 デヴィッド・ジョセフォヴィッツ イゴール・オジム ピエール・ロッソ ジュネーヴ・コレギウム・アカデミウム合奏団 ヴィヴァルディ 和声と創意の試み

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ヴィヴァルディの〝四季〟は20世紀の作品だった ― 新型コロナウイルスは私たちに新しい生活様式を求めていますが、長時間の密にならないように、換気をとることを必要となった。鑑賞会では人数制限をしなくてはならないのか、時間を短くするための、プログラムは、進行はどうするか、と今朝も夢に見た。頭から離れないのかシミュレーションしているようだ。この変革を遠い未来では、どう認識されるのだろう。西洋音楽史は楽器の歴史から学習します。新しい生活様式のために、人類が獲得した最初の楽器はハープで、弓型をしたハープを紀元前4,000年のエジプト文明の、ピラミッドの壁画のあちこちから確認することができます。やがて紀元前2000年のエジプトの絵画にトランペットが描かれており、その存在が実証されていますし、約3000年前のエジプトで見つかった出土品の中から、青銅製と銀製のトランペットと思われるものも見つかりました。初めのトランペットは、1本のストローのようなまっすぐで単純な楽器でした。素材は木や植物の茎、樹皮、粘土、人骨、金属など、時代や大陸によって様々です。もともとは音楽を演奏するためではなく、宗教的な儀式や軍隊で使われていました。聖書には「終末を告げるラッパ」という記述があり、宗教と強い結びつきを持っていたことがわかります。また、ギリシャ時代、ローマ時代には、戦争行進にトランペットが用いられ、その後もヨーロッパの王侯は必ずラッパ隊を持っていたと言われています。再現芸術の音楽にとても大事な楽譜が西暦1,000年になってからで、その原型は、11世紀イタリア、 修道士のグイド・ダレッツォによって考案された。1098年、神聖ローマ帝国のドイツ王国の地方貴族の娘に生まれた、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンが最初の作曲家。医学・薬草学に強く、ドイツ薬草学の祖とされる才媛で、神秘家であり、40歳頃に「生ける光の影」の幻視体験をし、女預言者とみなされた。50歳頃、ビンゲンにて自分の女子修道院を作ったので、〝ビンゲンのヒルデガルト〟と呼ばれている。自己体験を書と絵に残したので記憶に留められた。具体的な幻視の状況について、彼女は1175年にベルギーのガンブルー修道院出身のギベール・ド・ガンブルーへの書簡の中で〝生き生きした光の影〟が現れ、その光の中に様々な様相が形となって浮かび上がり輝く。炎のように言葉が彼女に伝わり、また見た物の意味付けは一瞬にしてなされ、長く、長く記憶に留まる。また別の〝生ける光〟がその中に現れる事があるが、それを見ると苦悩や悲しみがすべて彼女から去ってしまい、気持ちが若返る。と述べている。また、この頃から典礼用の宗教曲を作詞作曲し始める。彼女の作曲した典礼劇『諸徳目の秩序』は、作者の知られた典礼劇そして道徳劇としては最も古い。ヒルデガルトはベネディクト会系男子修道院ザンクト・ディジボードの近くで隠遁生活を送る修道女ユッタ・フォン・シュポンハイムからプサルテリウムの演奏の手解きを受けており、合唱の伴奏楽器として使用したと思われる。これが、信仰を伝えるためでもあった、音楽と楽器の結びつきの始まりである。西洋音楽史上最初の作曲家で、女流音楽家だったヒルデガルトが得意とした楽器、プサルテリウムは木箱に24本のピアノ線を張った楽器で、〝指で弾く〟というギリシャ語〝Psallein〟から派生した言葉でハープを意味していた。これが、リラの伴奏で歌う賛歌の意味である〝Psalmos〟の名に現れるものとなり、18世紀までに極めて異なった幾つかの楽器に派生していく。ハンマーで叩く打楽器は「ダルシマー」となり、鍵盤機構をつけた鍵盤楽器は「ハープシコード」となった。民族舞曲の伴奏楽器として発展していくもの、貴族社会での歌の伴奏をする通奏低音に進化していく、はじめてがここからとなる。西洋音楽史の補講は明日にも割り振りますが、まあそういうことで、最近よく聴いているヴィヴァルディであります。

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