カール・コムザーク作曲 アルブレヒト大公行進曲 作品136

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ニューイヤー・コンサート2024-クリスティアン・ティーレマン、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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カール・コムザーク作曲 アルブレヒト大公行進曲 作品136

Karl Komzák: Archduke Albrecht March(1887)

毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。ナチス・ドイツの文化政策の一環として1939年に始められた75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏される。
クラシック音楽のイベントの中でも最も有名で、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。
重厚かつしなやかで個性の強いクリスティアン・ティーレマンとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との2回目のニューイヤー・コンサートは、軍楽隊奏者カレル・コムザーク(1850.11.8〜1905.4.23)による「Er zher zog Albrecht-Mar sch」(アルブレヒト大公行進曲)により活気に満ちたスタートを切った。
ウクライナの紛争は、ロシアとの対立を長引かせており、昨年はイスラエルとパレスチナも火蓋を切った。日本時間午後4時に発生した能登地震。その夜のコンサートはオーストリア・ハンガリー帝国の軍事行進曲有名な曲が最初に力強く鳴り響いた。
ドイツ軍楽典(Armeemarschsammlung および Heeresmarschsammlung)にも収録されている、この曲は第2次世界大戦でドイツ軍のUボートが発信するときに演奏された。1981年の西ドイツの戦争映画「Uボート」(Das Boot, ウォルフガング・ペーターゼン監督作品)で、その様子を知ることができ、第2次世界大戦終結後の1954年7月4日、ワールドカップ・スイス大会決勝戦に於ける西ドイツ代表チームの歴史的勝利を基軸に、戦争により引き裂かれた家族の再生をテーマとしたゼーンケ・ヴォルトマン監督のドイツ映画『ベルンの奇蹟』(Das Wunder von Bern, 2003年製作)でもこの行進曲が聞こえてくる。
カール・コムザークは、ダンスと行進曲で有名なボヘミア生まれのウィーンの作曲家です。プラハ音楽院でヴァイオリン、音楽理論、指揮法を学び、19歳のときにリンツにある父親の第11連隊楽団に加わり、ヴァイオリンとバリトンを演奏。21歳で第7歩兵連隊の楽長に着任。1882年に第84帝国・王立歩兵連隊の楽長の任務を引き継ぐために首都に呼び戻される、約10年の期間にインスブルックの民族音楽に精通するようになりました。
彼の気さくな容姿、フレンドリーな性格、エネルギッシュな指揮により、すぐに彼はウィーンの大衆のお気に入りとなり、コムザークは主要な軍事作曲家の一人とみなされました。
コムザークは、特に軍楽において弦楽器の役割を重要視し、オーストリア軍楽の発展に重要な貢献を残します。彼の軍楽団には少なくとも第1ヴァイオリンを14人かかえており、当時の通常のコンサートオーケストラと遜色なく、コムザークが連隊オーケストラとともに頻繁に行った広範な演奏旅行は、どこでも好評を博しました。
1887年に第84帝国・王立歩兵連隊の自身の楽団を率いて、テッシェン公アルブレヒト大公の立会いの下でこの「アルブレヒト大公行進曲」の初演奏を行った。
アルブレヒト大公は将軍として、また元帥としてハプスブルク軍を指揮した。オーストリアのイタリアにおける戦争とプロイセンに対する戦争。帝国陸軍および英国陸軍の総監察官として、1869年以降の軍の再編にも責任を負いました。


コムザークのキャリアのクライマックスは、1904年にミズーリ州セントルイスで開催された万国博覧会でウィーン・ファルベン管弦楽団と行った一連のコンサートだろう。ウィーン中央墓地には、彼の名誉を顕彰して指揮棒を手にした作曲家を示す記念碑が建っています。
この行進曲はチリ海軍でも軍事パレードや行進の際にも使用されます。

  • 演奏:クリスチャン・ティーレマン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 録音:2024年1月1日ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
  • 曲目
    1. カール・コムザーク:アルブレヒト大公行進曲 作品136★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    2. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「ウィーンのボンボン」 作品307
    3. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ「フィガロ・ポルカ」 作品320★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    4. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ワルツ「全世界のために」★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    5. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル「ブレーキかけずに」 作品238
    6. ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ「くるまば草」序曲
    7. ヨハン・シュトラウス2世:「イシュル・ワルツ」遺作ワルツ 第2番★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    8. ヨハン・シュトラウス2世:「ナイチンゲール・ポルカ」 作品222★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    9. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「山の湧水」作品114
    10. ヨハン・シュトラウス2世:「新ピチカート・ポルカ」作品.449
    11. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:バレエ「イベリアの真珠」から「学生音楽隊のポルカ」★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    12. カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ「ウィーン市民」 作品419
    13. アントン・ブルックナー:カドリーユ WAB 121 [管弦楽編曲W. デルナー]★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    14. ハンス・クリスティアン・ロンビ:ギャロップ「あけましておめでとう!」★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
    15. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」 作品212
  • 2019年以来2度目の登場になるクリスチャン・ティーレマン。名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるティーレマンが、気心知れたウィーン・フィルから重厚かつしなやかで個性の強い音楽づくりで、躍動するワルツとポルカを描き出す。今年は定番の「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」などに加えて、2024年に生誕200年を迎えるブルックナーの作品が含まれ、新鮮味十分です。

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