「 GB CBS 61896 レナード・バーンスタイン イスラエル・フィル ニューヨーク・フィル モーツァルト ピアノ協奏曲25番 アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を通販レコードとしてご案内します。
さほど面白さを強く感じるものではありません。 ― 子どもは正直である。かの音楽は、どこをどう切り取ってみてもモーツァルトの音楽以外の何ものでもなく、彼の音楽は、とても人の子が生み出したとは思えない、天から降ってきた〝啓示〟のような〝楽の音〟がする。作曲家を知らずとも、モーツァルトの音楽が流れた途端ご機嫌になる。モーツァルトの音楽が、なんらかの効用があると云われだして大分なります。作曲家の池辺晋一郎氏もモーツァルトの音楽の親しみやすさについて「ハーモニーが殆ど定番のド・ミ・ソで出来ているので心地よく感じる」と云っていました。一定の曲が、一定の病気に効果があるとは考えていませんが、曲のリラックス効果が人間のストレスを和らげ、その結果が人間の自然治癒能力を高め、病気が快方に向かうということは考えられます。無意識に自分を信じることができなくなくなった時にはモーツァルトなどを聴いてみるとよい。この世には本来ならば何の規律も法則も存在し得ないが、仕事や様々なしがらみなどで雁字搦めになり、「自分で自分の道を楽しむ」ことが困難になったとき、彼の音楽が間違いなくあなたを癒してくれる。2018年に生誕100年をむかえたレナード・バーンスタインは、アメリカが生んだ20世紀を代表する大指揮者であり、作曲家、ピアニスト、そして教育者、理論家など、音楽の多方面にわたって優れた業績を残した偉大な「音楽家」でした。1945~46年という活動のごく初期にRCA Red Sealに残したSP録音に始まり、1956年から1974年にかけて、米COLUMBIAに残された協奏曲、室内楽のほかに、彼が賞賛した歌手らの歌曲の伴奏も務めました。指揮者、作曲家、教育者、それらのインスピレーションとしてのバーンスタインの影響は、ピアニストとしての彼の腕前を覆してしまうことがあります。しかし、彼はいつもピアノを愛し、ピアノ協奏曲を主導し、室内楽では協力し合い、名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインも「指揮者の中で最も偉大なピアニスト、作曲家の中で最も偉大な指揮者、そしてピアニストの中でも最高の作曲家」と賛辞していました。モーツァルトが楽譜に記して求めた、内容はさほど難解ではない。今日ではもちろんのこと、当時においても極端に高度な技能を必要とするものではない。しかし、モーツァルトほど演奏者によって優劣の差がはっきりとしている音楽は他にない。この協奏曲がウィーンでモーツァルトの独奏によって演奏されたのは1787年4月7日のことである。そして、その次に演奏されたのがアルトゥーロ・シュナーベルが1934年に弾いた時だというので、147年もの間だれにも演奏されなかったということだ。本盤は、バーンスタインが弾き振りによりイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した1974年の録音です。イスラエル・フィルとはバーンスタインと同じユダヤ系ということもあり1947年から長く深い関係を続け、独自の世界観を共有した名演を数多く残している。第1楽章から華やかさと典雅さのある曲ではあるものの、いまひとつ地味な感じがあって、耳に残るインパクトに欠けるところがあり、第2楽章も耳障りになるところもなく、実にスムーズに流れる。第3楽章は、ようやく伸びやかなモーツァルトの風味に溢れた音楽が聞こえ出してきますが、ウラディーミル・アシュケナージやダニエル・バレンボイムの弾き振りに比べ、指が回っていないなど細かい部分で劣り、ゆっくりと進んで行く分重い音楽に感じる。
1974年11月1,5,6日テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアムでのステレオ・セッション録音。
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