「 GB EMI ASD4066 サイモン・ラトル バーミンガム市交響楽団 フェリシティ・パーマー ジェイン・パーカー=スミス ヤナーチェク グラゴル・ミサ」を通販レコードとしてご案内します。
ラトルのリズムの刻みはおそろしく正確で細かい。 ― 指定された人物を別の世界に送り込むという要件を請け負った青山は、相手に遭うために乗ったタクシーの中でヤナーチェクの『シンフォニエッタ』を聴く。そこからはじまる、村上春樹の小説『1Q84』の爆発的な売れ行きによって、どちらかと言えばマイナーな存在だったヤナーチェクの曲に、突如として脚光があたり、テレビのクラシック音楽番組で話題にもされ、CDのセールスランキングの上位に位置することになった。いまではポピュラーな曲の仲間入りを果たしたとさえいえる。ヤナーチェクはチェコのブルノ生まれの作曲家で、スメタナ、ドヴォルザークと並んで、現在ではチェコの国民的作曲家と見なされている。《シンフォニエッタ》以外の他の楽曲としては、管弦楽曲では《タラス・ブーリバ》、オペラでは《利口な女狐の物語》、声楽曲では《グラゴル・ミサ》がよく知られている。こうしたヤナーチェクの管弦楽曲は、LPレコード時代はチェコのスプラフォン・レーベル盤で聴くことぐらいでした。チェコ出身指揮者が、ドイツ・グラモフォンに録音したレコードは地味な印象で、英デッカのクラウディオ・アバドの《シンフォニエッタ》のレコードをオーディオ・リファレンスにしていました。そういう頃に、サイモン・ラトルの録音が発売された時は新鮮だった。日本でもようやく「次代を担うイギリスの新鋭指揮者」として認識されてきた頃で、当時27歳だった若きラトルの瑞々しい感性が弾ける。1977年のグラインドボーン音楽祭デビューを《利口な牝狐の物語》で飾ったことでも推測されるように、ヤナーチェクはラトルにとって、デビュー当時から思い入れの深い重要なレパートリーだ。ラトルはヤナーチェクに積極的に取り組んでおり、《グラゴル・ミサ》は、その後に続くヤナーチェク録音の最初になった意欲的なもので、狂詩曲《タラス・ブーリバ》の他、歌劇《利口な女狐の物語》も録音しています。ラトルはザ・ビートルズを輩出したことで有明な、リヴァプールに生まれた。リバプールにはモーツァルト・オーケストラという伝統あるアマチュアオーケストラがあり、昔ここの常任指揮者はズービン・メータで、リバプールのコンクールで優勝したあとまだ全然仕事がなくて、このアマチュアオーケストラの指揮者をしていた。ラトルは高校生の頃、 ここでティンパニを叩いていた。リバプールといえばビートルズだけど、たいした街だ。小説『1Q84』の、もうひとりの主人公・天吾が、コンクールに代役で『シンフォニエッタ』のティンパニを叩いているが、打楽器出身というだけあって、ラトルのリズムの刻みはおそろしく正確で細かい。彼のまなざしと感覚は聴き手の心をかき立てずにはおかない興奮的な名演をひき出す。本盤でも最後は、レコードを聴いていることを忘れて身をのり出し、手に汗を握った。
from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://analog.blog.jp/Sell+LP-GB+EMI+ASD4066+Rattle+Palmer+Gunson+Mitchinson+King+Parker-Smith+Janacek+34-15961-86246312.html
via IFTTT

