「 GB DECCA SDD470 カール・リヒター ミュンヘン・バッハ室内管弦楽団 ヘンデル オルガン協奏曲第1番〜4番」を通販レコードとしてご案内します。
リヒターの代名詞ともいえるバッハ演奏に通じる格調の高さとシリアスな表現が独特の魅力。 ― 現代楽器演奏の大御所カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団のバッハは青春の思い出と重なるところも大きく、評価者と世代が異なる読み手は割り引くことを必要だ。LPレコードの時代を知る者にとっては多くの思い出とともに、忘れ難い存在。CDやレンタル、配信で録音を聞くだけではレコードを手にとって聴いていた世代の評価は共有できないものだ。それでもリヒターの峻烈な演奏から得られるバッハ音楽の感動は力強いという以上に厳しいものであり、ピリオド楽器による演奏が今や主流の世の中であるが、このリヒター盤の価値は未だ高いと認識させられるのである。 確固とした解釈のもとに鳴る音楽は、時として荘厳に、また、時として冷徹に響くが、決して嫌味でない。モダン楽器小編成オーケストラによる求心力の強いキビキビとした力強いバッハ演奏が身上とされるカール・リヒターならではのパワフルな名演揃いで、ソリストが非常に豪華なのも特筆されるところ。カール・リヒター(ドイツ、1926〜1981)はバッハの化身とまで謳われたが、それは1970年代はじめにアルヒーフから出された分厚い全集が認められてからである。彼のバッハ演奏が本当の意味で広く一般に知れ渡る契機となったのは事実、ともすればバッハ一色ととらえがちな彼の演奏が実は早くからヘンデルの作品を含み、またグラモフォンではハイドン、ベートーヴェンに至るまで残されている点からみるならば、広くクラシック一般の範疇でもリヒターが第一級の演奏家、指揮者であることはまぎれもない。しかしながら、リヒターは若い頃に、ロンドン・レーベルでヘンデルの「オルガン・コンチェルト」全12曲を録音している。聖トマス教会、ミュンヘンの聖マルコ教会のオルガニストとしてスタート、バッハ演奏家として名声を博す。リヒターのヘンデルは「ロマン的なヘンデル」として伝統に斬り込む革新だったが、バッハとヘンデル、ラヴェルとドビュッシーの対極がわからなかった日本人にはヘンデルの音楽の刷り込みとなった。第1集は1番から4番を収録。
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