「 DE EMI 1C157-03 402-403 オイゲン・ヨッフム シュターツカペレ・ドレスデン ブルックナー 交響曲第8番」を通販レコードとしてご案内します。
ヨッフムの音楽感があらわれた最高傑作。 ― オイゲン・ヨッフムは若い頃からブルックナー作品に熱心に取り組み、やがてブルックナー協会総裁も務めるなど権威としてその名を知られるようになりまる生粋のブルックナー指揮者です。ブルックナー・交響曲全集を2度録音していますが、人生の集大成とも言えるのがドレスデン国立管弦楽団との、前出の第7番とこの第8番は特に彼の音楽感があらわれた最高傑作です。最円熟期の巨匠の確信に満ちた表現が、ブルックナーの音楽をより一層大きなスケールと伸びやかさで示されています。本盤は2度目の全集のために東ドイツまで出向き、美音の弦楽と木管セクションを持つシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、響きのビューティフルなルカ教会でセッション録音した晩年の演奏で、ブルックナー・スペシャリストのヨッフムの中でも代表的な名演。自然で雄大なブルックナーの世界を、余すところなく表出しつくした、その演奏は重厚で堂々たるスケールを持っていますが、十分に動的な要素にも配慮され、起伏の大きな仕上がりを示しているのが特徴でもあります。決してスタティック一辺倒なものでは無く、独墺でのさまざまなヴァージョンによる演奏など、数々の経験を膨大に蓄積したヨッフム晩年の方法論が反映された演奏として注目される内容を持っています。ヨッフムの練り上げられた解釈は、動的で芸術的。それは孤高ではなく、学ぶところが多くある聴き応え。技術ではなく、音楽は芸術なんだと、今だからこそ新鮮に耳に響くでしょう。
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