DE DGG 2709 083 クラウディオ・アバド ロンドン交響楽団 テレサ・ベルガンサ プラシド・ドミンゴ イレアナ・コトルバシュ ビゼー カルメン

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DE  DGG  2709 083 アバド  ビゼー・カルメン

商品番号 34-11015

通販レコード→独ブルーライン盤

アバドの血統を感じさせるラテン系の情緒溢れるカルメン。 ― その劇的な効果とリアリズムの手法は、その後のイタリアで主流となるヴェリズモ・オペラの出発点となったビゼーのオペラ「カルメン」。クラウディオ・アバドがイタリア人としての血を感じさせるラテン系の情緒溢れるカルメン。アンサンブルなども緻密であるが、いささかも杓子定規には陥らず、どこをとってもフランス人であるビゼーの音楽情緒が満載。おそらく現在カルメンらしい〝らしさ〟で評を集めたらアグネス・ヴァルツァあたりに評が集まるところでしょうが、歌手陣もヘルベルト・フォン・カラヤン盤に勝るとも劣らない豪華さであり、おそらくキャスティングはスペインが舞台ということでテレサ・ベルガンサが起用され、特に素晴らしい題名役を披露し、2回目のドン・ホセ役となるプラシド・ドミンゴは見事なはまり役、エスカミーリョにシェリル・ミルンズ、ミカエラをイレアナ・コトルバス。プロコフィエフのアレクサンダーネフスキーの超名演、名録音に吃驚したのも記憶に新しい ― アバドの頂点はロンドン交響楽団を振っていた頃と思えてなりません。イタリアの人、アバドの指揮者人生は、まさに輝きに満ちたものだった。アバドは、1979年から1988年まで、アンドレ・プレヴィンの後任としてロンドン響の首席指揮者・音楽監督を務めています。前任者プレヴィンが育成した同響の充実ぶりを引き継ぎ、より一層の精緻さを加え、ロンドン随一のアンサンブルへと発展させました。アバドとロンドン響の録音は1960年代にデッカとドイツ・グラモフォンで始まっていますが、1970年代にはほぼ完全にドイツ・グラモフォンに移行し、ペルゴレージからベルクにいたる幅広いレパートリーで数々の名演を残しています。この1970年代は、アナログ録音は円熟の域にあり、デジタル録音の到来を準備するようにマイク・セッティングの工夫がいろいろと伝わってきた頃で、日本でのオーディオ熱も高騰していた。中でもアバドとロンドン響による数多くのバレエ音楽を含み録音は、千変万化する複雑なリズムの緻密なエクセキューション、完璧に統御されたオーケストラ・バランス、鮮やかな色彩感、そして何よりも、しなやかで柔軟性に富んだ身のこなしによって、バレエ曲でも最も純音楽的で洗練度の高い演奏の一つとして高く評価され、音楽ファンに強い印象を残しています。当時頂点を極めていたアナログ方式によって1977年に収録された「カルメン」からは心底音楽を、指揮を、楽しむ表情に生命の根源の活力として生涯一貫していたアバドを感じられる。

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