「 FR COLUMBIA FCX454 ヘルベルト・フォン・カラヤン フィルハーモニア管弦楽団 エリーザベト・シュヴァルツコップ ベートーヴェン 交響曲5番「運命」」を通販レコードとしてご案内します。
FR COLUMBIA FCX454 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベートーヴェン・交響曲5番「運命」
商品番号 34-18398
通販レコード→仏ロイヤル・ブルー銀文字盤[オリジナル]・フランス製棒付きジャケット
初出は9月録音のシュワルツコップとの《フィデリオ》からのアリアがカップリングされている。 ― 1958年リリースだから60年前の録音になる。ヘルベルト・フォン・カラヤン〝最初のベートーヴェン交響曲全集録音〟となった、このフィルハーモニア管弦楽団とのセッション録音による演奏は若きカラヤンの颯爽とした指揮ぶりとフレッシュなオーケストラの健闘ぶりで有名な存在で、LP時代にはモノラルながら聴きやすい音質ということで高評価を得ていました。英EMIはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で録音したモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」と「魔笛」の成果を認めて、1951年6月からウォルター・レッグのフィルハーモニア管でカラヤンのレコード制作に乗り出す。ワルター・ギーゼキングとのグリーグ、フランクが最初だった。続くベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音から、ベートーヴェンの交響曲第7番のレコーディングに移っているから、交響曲全集録音の目論見はあったと推察できる。「レオノーレ」序曲第3番、「コリオラン」序曲を挟んで、交響曲第6番「田園」となるから、交響曲との組み合わせを工夫したのだろうか、現在でも利益を支えるカラヤンになると予測できなかっただろうから、人気歌手エリーザベト・シュヴァルツコップの歌声(ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』よりレチタティーヴォとアリア「人間の屑! 何をしているつもり?」)を《交響曲第5番「運命」》と組み合わせている。ただし、ここに纏わるミステリーは後述するとして、EMIの偉大なレコード・プロデューサー、レッグが目指したのは、未来の演奏会やアーティストを評価するときに基準となるようなレコードを作ること、彼の時代の最上の演奏を数多く後世に残すことであったという。レッグは戦後ナチ党員であったとして演奏を禁じられていたカラヤンの為にレッグ自ら1945年に創立したフィルハーモニア管を提供し、レコード録音で大きな成功を収めたが、これに先立つこと1947年1月ウィーンでレッグとカラヤンが偶然出会い意気投合したことで、早速9月よりウィーン・フィルとレコーディングを開始する。こうしてレコード録音で評価を広めるレッグ&カラヤン連合軍の快進撃の第一幕が開いた。英米の本当の連合軍もレッグのロビー活動により、カラヤンに公的な指揮活動が許されたのと前後している。この快進撃の第一幕が、「フィガロの結婚」でした。このウィーン・フィルとのレコーディングは、1946年から1949年まで集中的に行われている。しかし、この時期のカラヤンとウィーン・フィルの演奏が評価の高いシロモノであったことが、その後カラヤンにとっての天敵ヴィルヘルム・フルトヴェングラーが亡くなった後にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン・フィルがカラヤンを迎え、帝王として君臨することになる礎となったことは事実である。まさに、カラヤン芸術の原点として評価すべき時代の録音と云えるだろう。
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