FR ERATO EF28011 ランパル ラスキーヌ ランスロ ジャン=フランソワ・パイヤール パイヤール室内管弦楽団 モーツァルト フルートとハープのための協奏曲 クラリネット協奏曲

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34-17994

生命力 ― 流麗典雅の極み。ここにはフランスの楽人らしい洗練の粋を極めたモーツァルト演奏が有る。ジャン=ピエール・ランパル、リリー・ラスキーヌとも、この協奏曲をさまざまな演奏家と録音しているが、この録音が特に優れているのは両者が絶頂期だったからだろうが、優雅さと気品をたたえているからでもある。また、ジャック・ランスロのクラリネット協奏曲の演奏も見事であり、モーツァルトのラテン的演奏の頂点がここに存在しているといっていい。〈もしもモーツァルトの《フルートとハープのための協奏曲》における「原イメージ」というものがあるとすると、それはおそらく当ディスクに由来するものといえるのではないだろうか。〉(吉井亜彦、『クラシック不滅の名盤1000』、2007 年) ― これには紛れも無く頷いてしまう。こう言われるほどだから、わたしと同じ思いで、この演奏を気に入っているモーツァルト・ファンが居るということでしょう。収録場所は明示されていませんが、この時期のERATO録音の通例としてパリ市内の音響効果の優れた会場(教会?)で行われたものと思われます。流麗なフランス風の華やかさを撒き散らすソロやオーケストラの響きを温かみのあるアナログ・サウンドで捉えた定評のある名録音でモーツァルトの協奏曲の名品2編を収めたLPは1963年に録音された永遠不滅の名盤として、LP初出以来カタログから消えたことがない。

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