DE TELEFUNKEN SMA25 081T ルドルフ・ブッフビンダー ベートーヴェン 2つのディアベリ変奏曲

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34-583

商品番号 34-583

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登頂が難しい巨大な山 ―  作曲家・楽譜出版人として活動したアントン・ディアベリ(1781〜1858)はヨーゼフ・ハイドンの弟子で、音楽教師として生計を立てていましたが、一念発起して1824年に、楽譜出版社ディアベリ商会を設立。そこで思いついたのが、ヨハン・ネポムク・フンメル、カール・ツェルニー、フランツ・ペーター・シューベルト、フランツ・リストなど、当時ウィーンで活躍していた約50人の音楽家に〝ディアベリが自作した32小節のワルツ主題〟をもとに作曲してもらい、彼らの名前を冠した〝変奏曲集〟を出版するという企画でした。そしてそれらを集大成し出版したのが《ディアベリのワルツの主題による50の変奏曲》です。ベートーヴェンは当初この主題を酷評し、依頼に応じませんでした。しかし、「交響曲第9番」の作曲中に気休めで筆を走らせ、1時間近くの大作を仕上げてしまったのが《ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120》だったのです。たぶんディアベリとしては余興として、披露できれば ― ディアベリ商会のコマーシャルだったと思うんですが。難聴だけではなく全身あちらこちらに疾患を抱えていたベートーヴェンですが、風邪を引いて肺炎をこじらせて他界するとはよもや思ってもなかったでしょうが、「交響曲第9番」の演奏時間は75分位。《ディアベリ変奏曲》も70分は掛かります。演奏会できいて貰える機会に、書き残しておきたかった表現をおもいっきりやっておきたかったのでしょう。演奏するのはピアニスト1人、超人的集中力が発揮される。そうはいっても、かなりのベートーヴェン好きでなければ、この曲は「敬して遠ざける」そんな存在かもしれません。ウォルフガング・サヴァリッシュが演奏会に出かける朝に《ディアベリ変奏曲》を自室でピアノに向かってひとりで演奏する様子が印象深くて、以来この曲は気になるベートーヴェンのすべてが出ている傑作。ベートーヴェンの《ディアベリ変奏曲》を最高の難曲と指摘し、技巧的にも、知的な理解の面でも肉体的な面でも難度が高い登頂がむずかしい巨大な山とルドルフ・ブッフビンダーは語っています。その〝2つのディアベリ変奏曲〟をボックスにした名演アルバムの表紙には〝Erste Gesamtaufnahme•First Complete Recording•Premier Enregistrement Integral〟の言葉が踊っています。→コンディション、詳細を確認する

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