「 ロストロポーヴィチ、カラヤンのドヴォルザーク/チェロ協奏曲ほか FR DGG 139 044 STEREO」を通販レコードとしてご案内します。
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―10月12日―サントリーホールが開館した日(1986年)。東京初のコンサート専用ホールとして、“世界一美しい響き”をめざして設計された。消え入るようなピアニッシモの響きをホールの隅々まで伝えるため、客席配置をヴィンヤード(ぶどう畑)型とし、カラヤンは後に、「まるで音の宝石箱のようだ」と感想を述べたとも言われる。その形状は演奏するアーティストと聴衆の一体感を生み出す役割を果たしている。

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FR DGG 139 044 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲
- ヴィンテージ盤レコード→FR(フランス, スタンパーはドイツ製)/ブルーラインレーベル。1968年の優秀録音。ジャケットはフランス製三方見開きです。
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これ以上ないスケールと、濃厚なロマンティシズム。
- ― 阪神大震災後の来日公演で「拍手しないで下さい」と言ったロストロポーヴィチ。リヒャルト・シュトラウスの交響詩《ドン・キホーテ》のセッションで、どぎついチェロの音にカラヤンが異を唱えた。ロストロポービッチは「これは人物描写だ」といっても、カラヤンは「どぎつくては美しくない」と反対したそうです。両者強いこだわりがある人間であることは、小澤征爾さんとロストロポーヴィチが共演したドキュメンタリーで音楽を止め、オーケストラに説明をしてから小澤さんに同意を求めるような場面が多く、小澤さんが意見を挟む様子が無く不甲斐無さを感じたものです。ロストロポーヴィッチは反体制作家ソルジェニーツィンをモククワ郊外の別荘に匿い、その弁護にあたったために、ソビエト国家から迫害をうける身となります。「リヒテルさんは政治には興味がなかったけれど、ロストロさんは違った。」という話もあるところからすると、かの国際問題にまで成りそうだった喧嘩セッションは、リヒテルとカラヤンがテンポを巡って意見が合わず、間に入ったロストロポーヴィチは穏便に、といった態度ではなかったのかもしれないと思えてきます。カラヤンのドライブするゴージャスなベルリン・フィルに一歩も引けをとらないロストロポーヴィチのチェロのスケールの大きさ。一言で言うと「豪放磊落」。太く豊かな響きが圧倒的な名演。まさにがっぷり四つ、という感じ。ジャクリーヌ・デュ・プレの同曲名盤とは、ソリストを引き立てる演奏と異の内容。ベルリンのダーレム地区にあるイエス・キリスト教会を終戦直後から70年代にかけてベルリン・フィルの録音場所としてたびたび使われました。外装の印象とは裏腹に内装は大分こじんまりとしている建物で、大きすぎないことが録音に適していたのかもしれません。ここで数々の名録音が生み出されました。この狭めの教会で指揮者とソリストの間には見えない火花がかわされているように表紙の写真から感じます。1969年のレコード・アカデミー賞受賞作。
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