「 GB DECCA ECS636 エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 パリ音楽院管弦楽団 チャイコフスキー 交響曲3番 組曲3番」を通販レコードとしてご案内します。
通販レコード→UK パープル銀文字盤 DECCA ECLIPSE[ステレオ盤での初版]
呼吸の深いボールトの指揮芸術と音楽観を知る上でも欠かせない。
1956年2月録音。英DECCAがステレオ録音を始めたのは1954年である。1971年発売のDecca Eclipseシリーズ。ステレオ盤での初版。
ボールトは「私は常に指揮をとるということは、船の船長になるようなものだと思ってきた。私には石油のドラムカンといっしょにころげまわる理由はまったくない」と言った。英国の巨匠エードリアン・ボールトはオックスフォード大学で音楽の学位を得たのち、ライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに作曲をハンス・ジットに指揮を学びますが、この地でボールトが最も感銘を受けたのは、アルトゥール・ニキシュによるリハーサルやコンサートの数々だったといいます。ボールトは20歳代初めの若い頃、ライプツィヒで偉大な指揮者ニキシュに私淑したが、晩年に至るまで讃仰の気持ちは変わることがなかった。「ニキシュは私などよりももっと簡素だった。今日、若い世代の指揮者たちには余りにも跳び回る傾向がある。もっとも、彼らはそうすることを期待されているのかもしれないがね。また最近の傾向としては、総体的な建築的構成を犠牲にしてディテール(細部)をほじくることが著しく目立っていると思う。」とは、ボールトの現代批判であるが反面、聴き手はボールトに一種の安全弁のようなものを見出していたようである。少なくともイギリス人はそうであった。ボールトが英国音楽だけでなく独墺系音楽も得意としていたのは、そうした事情が背景にあるとも思われ、これまでにも両分野での人気には絶大なものがありました。どれも堂々たる仕上がりのボールトらしい立派な演奏でリズムの弾力性の高さもボールトの多くの録音の中でも群を抜くもの。ここでもアンサンブルはかっちりと凝縮されており、極めて清潔なその響きにも酔いしれます。チャイコフスキーの交響曲の中で最も地味な「第3番」ですが、押し出しの強い立体感豊かなサウンドがチャイコフスキーの旋律美を気品あるものに聴かせる。小細工を一切施さないストレートなアプローチで、純粋にこの作品を心から愛する一途さが漲っています。ボールトのニュアンスに富んだ表現はまさに絶妙である。ボールトというと、長命だったこともあってか、晩年の老成した演奏のイメージが強いのですが、1950年代までの彼は、ときにかなりアグレッシヴな演奏もおこなうという、爆演も辞さぬ積極的な芸風の持ち主であったことはマニアにはよく知られています。ここまで、この作品に心血を注ぎ切ったロシア人指揮者ではない、ボールトの芸風を知るに打って付けの逸品です。
- Record Karte
-
- 1956年2月録音。
- 英DECCAがステレオ録音を始めたのは1954年である。
- 1971年発売のDecca Eclipseシリーズ。ステレオ盤での初発になる。
CDはアマゾンで
from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/D68wyeY
via IFTTT





