「 JP 東芝(赤盤) AA7394 ヘルベルト・フォン・カラヤン フィルハーモニア管弦楽団 チャイコフスキー 白鳥の湖 眠れる森の美女 くるみ割り人形 来日記念盤」を通販レコードとしてご案内します。
誰れが聞いても絶対にココロひかれる演奏 ― チャイコフスキーと言えば、その旋律は素晴らしいが作品の構造が弱いと言うことで常に「二流作曲家」扱いをされてきました。しかし、私たちが音楽を聞いてまず最初に心惹かれるのは「構造」でもなければ「精神性」でもありません。「旋律」に酔わされるのです。作曲家が美しい旋律を作り、それを演奏家がこの上もなく美しく歌い上げれば、聴き手はそれにのっかっているだけで、それはココロふるわせるものになるはずです。ヘルベルト・フォン・カラヤンもチャイコフスキーも聞き手を満足させることを心得た音楽家として相性が良く、カラヤンがレコードで残したチャイコフスキーは、どれを聞いても素敵です。組曲《眠りの森の美女》がメインだけに、更に旋律の歌わせ方にオーケストラ・サウンドの醍醐味が上乗せされてもっと素晴らしい。第1曲《序奏とリラの精》の劇的でありながら、後半(リラの精)の華やかなオーケストレーション、第2曲《パ・ダクション》の豪勢な音の饗宴、第4曲《パノラマ》の《白鳥の湖》のどの音楽よりも湖面を静かに泳ぐ白鳥の様を描いたような滑らかで静かな音楽などに魅了されます。もう、この手の曲はカラヤンの独壇場。カラヤンは若いころアーヘンやウルムと云った地方の名もない歌劇場で苦労したことが、その後の止揚するステップの糧となっていたと語っているが、感受性に富んだ若い時にこうした職人気質を身につけたことが、本来持つ才能と伴に、有機的に結びつき細部まで緻密に磨き抜かれたカラヤン芸術を支えたと云ってもよいのではないか。このカラヤン美学はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団といった2大最高峰のオーケストラとの録音盤で大きく開花するが、この一連のフィルハーモニア管弦楽団との〝颯爽〟たる演奏でも既にカラヤン美学が開花している。ベルリン・フィルやウィーン・フィルなどの超一流のオーケストラとの録音がいまでも愛され続けられる音盤の中心ですが、1950年代のフィルハーモニア時代の音盤にも魅力溢れるものが少なくないように思います。その中、ドイツ・グラモフォン盤にない魅力が本盤には有ります。こんな演奏聴いてしまうと、是非とも全曲盤を聴きたいと欲も感じますが、レコードの音楽だけで見事にバレエの虜になりました。
from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/SbwUFsG
via IFTTT

