「 GB COLUMBIA SAX5269 オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 シューマン 交響曲1番《春》 マンフレッド序曲」を通販レコードとしてご案内します。

通販レコード→初期ラージ・ドッグ、セミサークル盤[オリジナル]
GB COLUMBIA SAX5269 クレンペラー シューマン・交響曲1番春
商品番号 34-16167
《ロマン派の造形美》典型的な大器晩成型のクレンペラーは、その芸術の完成は英国で EMI のレッグと出会う70代まで待たねばならなかった。その晩年の微動だにしない遅いテンポ、巨大な造形、表面の深い静けさが如実に再現されたフィルハーモニアの演奏はまさに一時代を築き挙げただけに、指揮者とオーケストラが強力に存在感を誇示している気が致します。オーケストラが、ここが腕の見せ所とばかりにパワフルに演奏しまくっている。その意気込みはおそらくクレンペラーから乗り移ったものだろう。切れ味鋭い弦楽器をはじめ、各セクションが、一糸乱れぬ揃い方をしているのに感服してしまう。一体感がハッキリと感じられる。60年代初頭の録音ではあるが、圧倒的な音響と熱狂に心奪われるのである。フィルハーモニアがこのような鳴りっぷりをしたのも、クレンペラーの指揮下で、しかも50年代後半から60年代前半にかけてだけのような気がする。このコンビの絶頂期だったのだろう。多分クレンペラーは、聴き手が望んでいることを完全に読み取ることができたのだろう。そして、それを自分が意のままにできるフィルハーモニア ― 本盤はクレンペラー最晩年のセッションですから、オーケストラの名称も自主運営のニュー・フィルハーモニアと改名しています。本盤は、既にニュー・フィルハーモニアの頃の晩年の録音 ― という最高の楽器によって実現出来たのである。自分の思い通りにオーケストラをドライブするという技術において、クレンペラーの右に出る者はいないと本盤を聴くたびに思います。両翼に定位する瑞々しいヴァイオリン、舞台下手に展開するチェロからコントラバスの深い響き、舞台中央やや上手のヴィオラ、舞台中央やや奥に位置する木管楽器、さらにその奥に展開する金管楽器とティンパニ。コンサートホールの最上席でもなかなか体感できない音響。そして、がっちりと構築された骨格の中で、鄙びた音色のオーボエや、終楽章のフルート・ソロの一節が、なんと心に沁みることでしょうか。
| 商品名 | GB COLUMBIA SAX5269 クレンペラー シューマン・交響曲1番春 |
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