FR PHILIPS 6700 019 コリン・デイヴィス ロナウド・ダウド ロンドン交響楽団 ロンドン交響楽団合唱団 ウォンズワース・スクール少年合唱団 ベルリオーズ レクイエム

投稿日:

「 FR PHILIPS 6700 019 コリン・デイヴィス ロナウド・ダウド ロンドン交響楽団 ロンドン交響楽団合唱団 ウォンズワース・スクール少年合唱団 ベルリオーズ レクイエム」を通販レコードとしてご案内します。

34-17328

商品番号 34-17328

通販レコード→仏レッド白文字盤 GRAVURE UNIVERSELLE

深い傾倒がもたらす、デイヴィスの意気と力。 ―  百年記念づくしだった昨年、生誕100年だったレナード・バーンスタインの同曲盤での覇気は他を尻込みさせるが、本盤は、それとは違う面をもって魅了する、シャルル・ミュンシュに代表される、1950~60年代の「狂熱のベルリオーズ」の時代の空気を、今に伝える傑作録音。一つの作品を残すだけで、私の全作品が破棄させられるとするならば、私は《死者のためのミサ曲》を残してもらうように慈悲を請うだろうベルリオーズ。この想像力そのもののような音楽は、わたしに精神の自由を与えてくれた。この作品は、元来は1837年7月25日のモルティエ元帥の追悼式のために、ベルリオーズの支持者である内務大臣アドリアン・ド・ガスパラン伯の依頼を受けて着手されたは、3月末の事だった。当時まだ若手(33歳)の作曲家であったベルリオーズにこのようなフランス政府からの公式行事のための楽曲が依頼されたのは異例なことになるのであるが、追悼式まで、4ヶ月しかない。もう無茶苦茶な突貫工事であるが、それでもベルリオーズは、6月29日には全曲を完成させた。そこには破棄した旧作の「荘厳ミサ曲」からの引用も多くみられるとはいえ、信じがたい程の完成度である。最中のベルリオーズは後から後から溢れ出てくる楽想を書き留める暇がなく、即席の速記法を考案したほどだという。しかもこの間、生活基盤であった批評の仕事も続けていたのであるから、上昇気流にのっている時の勢いたるや、神がかりであると言うしか無い。ところが、この初演は内務省からキャンセルされた。勧進元のド・ガスパラン伯が退陣したことも有り、政治的な陰謀があったとベルリオーズは記しているが、要するに間に合いそうもなかったのが、懸念されたからだろう。しかし、既に数回に渡って行っていた合唱練習などのため、数千フランの借金を作ってしまっていた。ベルリオーズは、これは政府が支払うべきものであるとして精力的に戦った。結局アレクサンドル・デュマに働きかけ、アルジェリアでの戦争で同年10月に戦死したフランスの将軍シャルル=マリー・ドニ・ド・ダムレモンを初めとする将兵の追悼式典が行われるであろうことに目をつけた、デュマが秘書をしていたオルレアン公から、陸軍大臣ベルナールの支持を得ることに成功し、パリの廃兵院で挙行された追悼式で初演された。1837年12月5日の初演の前日の総練習には、パリ中の芸術家が、そして当日には、王族、貴賓、政府関係者、各国の大使と記者が列席した。圧倒的な大成功であった。これまでも「幻想交響曲」や「イタリアのハロルド」などで、若い世代を中心に広範な支持を集めていた、34歳の〝風雲児〟ベルリオーズは、これにより、全欧州にその名を轟かせたと言ってよい。

続きを読む

from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/3xowl9b
via IFTTT