「 GB DECCA SPA121 ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団 エルガー エニグマ変奏曲 ブラームス ハイドンの主題による変奏曲」を通販レコードとしてご案内します。
GB DECCA SPA121 ピエール・モントゥー エルガー・エニグマ変奏曲、ブラームス・ハイドンの主題による変奏曲
商品番号 34-19790
通販レコード→英ブルー・レーベル盤 The World of Great Classics
最後の一音が鳴り終わるまで、時が経つのを忘れてしまう。 ― ブラームスの《ハイドンの主題による変奏曲》はCDだと、ブラームスの交響曲の余白に収まっていますが、2つの変奏曲を一連として聴く試み。《エニグマ》とブラームスの〝変奏曲〟同士のカップリングは意外と珍しく、CD時代においてはこの《ハイドンの主題による変奏曲》はこれまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのブラームス・交響曲第2番と組み合わされる機会が多かったですが、本来はこの《エニグマ変奏曲》の後に収録されていました。オーケストラはロンドン交響楽団。ドヴォルザークの『交響曲第7番』と同じく、英デッカが米RCAから発売すべく録音したレコードです。イングランド西部の都市ウスター近郊で生まれたエルガーは、最初、法律を学んだが、楽譜商兼教会オルガニストであった父の後を受けて独学で音楽を修め、これに専念することになった。作曲は15歳のころから始めたが世に認められたのは遅く、41歳で作曲した《エニグマ変奏曲》(1898年)が最初の成功作であった。ほかに、リヒャルト・シュトラウスから絶賛された「ジェロンティアスの夢」(1900年)、「序奏とアレグロ」(1905年)、「交響曲第1番」(1908年)、「同2番」(1911年)、および晩年の傑作「チェロ協奏曲」(1916年)などが代表的な作品である。彼の音楽は、温和で重厚なため、魅力に乏しいという人もいるがパーセル以来200年間沈滞していたイギリス音楽界で、近代音楽の礎を築いた功績は高く評価されなければならない。第9変奏の冒頭の撫でるような弱音から弦を主体としたクライマックスの響きもさることながら、フィナーレの金管の咆哮。決して下品にならない、英国王室の誇り高き薫りを残したロンドン交響楽団の響き。メンバー各々の大指揮者への尊敬の念と大作曲家への高貴な想いが見事に再現される。わたしがピエール・モントゥーのことを好きになったのは、自分の好きな作品が一人の指揮者の手を借りて最上の表現を得た、と感じたときである。その作品は、サンフランシスコ交響楽団と録音したベルリオーズの幻想交響曲(1950年録音)、フランクの交響曲(1952年録音)、ロンドン響とのシベリウスの交響曲第2番(1959年録音)だ。ひとことで言えば、傑作の真の姿を伝える演奏。自身がヴァイオリンとヴィオラの名手だっただけあって、弦楽器の歌わせ方やメリハリのつけ方など、いかにも達者だが、下手な作為を一切感じさせない。今でもこれらを聴くと、最後の一音が鳴り終わるまで、時が経つのを忘れてしまう。録音自体も1960年以前のものとはいえ、鮮明に記録されていました。当時の英DECCAの録音技術は驚くべきです。→コンディション、詳細を確認する
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