GB PHILIPS 6580 090 アルテュール・グリュミオー クララ・ハスキル ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ1〜3番

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34-13758

商品番号 34-13758

通販レコード→英レッド銀文字盤

ハスキルの弾くピアノの音色は、こころの奥深く、沁み入ってきます。 ― ヴァイオリンのフランコ=ベルギー派を代表する名手として活躍したアルテュール・グリュミオーは20世紀を代表するヴァイオリニストのひとり。オランダPHILIPSに、あらゆるジャンルにわたってヴァイオリン作品を幅広く演奏・録音しており、そのどれもが高い水準にあるとされています。そのレパートリーは、バッハやヴィヴァルディといったバロック音楽の作曲家をはじめとして、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスといった古典派やロマン派の協奏曲やソナタ、ヴィオッティの協奏曲、パガニーニの超絶技巧協奏曲や、その他の協奏作品、フランクやフォーレのソナタといった近代以降の定番やヴュータンのようなお国ものに加えて、ベルクやストラヴィンスキーのような20世紀の音楽までに及んでいる。特にモーツァルトの演奏には定評がありましたが、ベートーヴェンも同じウィーンの古典派、グリュミオーの滑らかなボウイング、ヴィヴラートがよくマッチしている。その持前の豊麗な美音と気品高い芸風により、早くから「モーツァルト弾き」としてその名を知られました。とくに1950年代のクララ・ハスキルとのデュオはヨーロッパ音楽界の評判となり、各地でリサイタルが開催されたほか、2枚のモーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ集」とベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全集」録音のLPレコードにより、世界にその名声を轟かすこととなりました。このオランダPHILIPSの有名な名盤になったハスキルとグリュミオーによるベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全集」は、CD時代になって同じくオランダのBRILLIANTからライセンス発売されている。1956年から1957年というモノラル最後の時期のセッション・レコーディングということもあって、質感・レンジ感には十分なものがあります。霊感に満ちた美しく感動的な演奏で今も人気の高い名ピアニスト、ハスキルの演奏が訴えかけてくるものは、作曲家の作品にこめた「創造の息吹き」の自然な流れである。自分の勝手気儘で何かをつけ加えろというのではなく、作品をして自ら語らしめるのを演奏の中核としている女流ピアニストの優美で繊細な演奏。ハスキルの弾くピアノの音色は、こころの奥深く、沁み入ってきます。伸びやかなグリュミオーのヴァイオリンと、それを支えるハスキルの輝きを押さえ気味のピアノが、絶妙のバランスを保っている。時折、それぞれの持ち味を十分に発揮してソロをとる場面が彩りを添えている。この二人の掛け合いはすばらしい。本盤は音楽ファンに忘れがたい感動を与えた彼女の、詩情に満ちた気品あふれる比類ない、ベートーヴェンの演奏を聴かせてくれる。モーツァルトのソナタと同様に文句なしである。

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