DE DGG LPM18 855 ヴォルフガング・シュナイダーハン ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

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「 DE DGG LPM18 855 ヴォルフガング・シュナイダーハン ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲」を通販レコードとしてご案内します。

34-20817

商品番号 34-20817

通販レコード→独チューリップ ALLE HERSTELLER 盤

両端楽章のカデンツァはシュナイダ-ハン一世一代の大熱演 ― シュナイダーハンは同曲を3回セッション録音したほか、ライヴ録音も数種残しています。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーと共演したベートーヴェンは1953年のライヴ録音で、フルトヴェングラーの没後10年の1964年に初発売されました。シュナイダーハンは世にも優雅な音色をもつヴァイオリニストである。昭和27年刊行の渡辺護著「現代演奏家事典」(全音出版社)にはオペラや交響曲演奏会で、ヴィーナー・フィルハーモニカーのヴァイオリン独奏のところでシュナイダーハンが奏するのを、われわれは魅せられたように聞き入ったものだった。とある。ウィーン出身のヴォルフガング・シュナイダーハン(1915~2002)は神童として早くから活躍したあと、1937年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、戦中戦後の困難な時期に、ウィーンの音楽界を支えた一人でした。1949年、ソリストとして独立するためにウィーン・フィルのコンサートマスターを辞任。1950年代にはヨーロッパを中心に演奏活動を行い、1960年代からは世界に活躍の場を拡げました。1950年代後半から1960年代前半では、ヴィブラートを抑えた清潔な音色や引き締まった造形が演奏に反映され、ロマンティックな感情との相克が含羞の風情漂う演奏を生んでいます。そして1960年代後半になると、瑞々しい音楽性はそのままに、形式的にも精神的にもより自由度を増した境地へと至ります。彼が残した録音をあたってゆくと、そうした環境の変化が、彼の演奏スタイルにも影響を与えていたことが判ります。さて、渡辺護氏の記述にあるとおり、音色が甘美で柔らかく、旋律を歌い、格調高くもロマンティックな演奏を示していたのが、神童時代から1950年代前半の本盤録音の頃。気高く聳え立つ楽聖唯一のヴァイオリン協奏曲は、どちらかというと女性的で優美な作品という印象にあるが、苦しい時も、辛い時も、そこでのすべての経験があればこそ人々を共感へと導けるという思想の強かったベートーヴェンは、つんぼになろうが、女にふられようが、世間から歓喜を拒まれようが意にも介さなかった。すべてが必然であるとわかったがゆえに、彼は死を思い止まり、以降「傑作の森」と呼ばれる崇高な作品群を立て続けに書きあげていくことができたのだ。第2次世界大戦を共有した、この世紀の巨匠との共演盤は3種類残された録音の中で最も厳しく、最も燃え立った演奏として知られています。

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