GB EMI SLS895 ジャクリーヌ・デュ=プレ FAVOURITE CELLO CONCERTOS

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34-19995

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GB EMI SLS895 ジャクリーヌ・デュ・プレ FAVOURITE CELLO CONCERTOS

商品番号 34-19995

天才は夭折する。 ― 表紙の幸せそうな写真から、42歳で生涯を閉じると誰が想像しただろうか。多発性硬化症のために筋力が無くなり、身体を動かす自由が奪われていく病気。1971年、若干26歳の演奏家は指先などの感覚が鈍くなってきたことに気付く。その2年後の演奏旅行中には既に満足のいく演奏が行えなくなっていた。直後に、チェロ演奏家として事実上引退。1961年から73年までの約12年間の活動期間中に残された録音の多くは、集中度の高い情熱的な演奏が特徴で、現在も名盤。短い人生を惜しむかのように激しい気迫と卓越した技巧で圧倒的に迫る、ハイドン、シューマン、ドヴォルザーク、エルガーの4曲を選んである本盤はジョン・バルビローリとダニエル・バレンボイムが指揮を務めていて、デュ=プレを心底楽しむには持って来いの逸品。夭逝のジャクリーヌ・デュ=プレは激情系のチェリストとして認知されているが、小品を弾かせても抜群の味付けが出来たということがわかりますが、一転、大曲になると、作曲家に襲い掛からんばかりの気迫で曲を征服してしまう彼女だが、本当の彼女のチェロは弾く事を心から楽しむ自然な演奏にあったのではないだろうかと、ふと感じました。本セットはセミ・サークル盤等の再発ですが、優秀録音の素晴らしさは微塵も衰えていません。

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