DE PHILIPS 88 083DY ロリン・マゼール ベルリン放送交響楽団 ヘンデル 水上の音楽&王宮の花火の音楽

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34-16878

商品番号 34-16878

通販レコード→独ダーク・マルーン銀文字盤

若き日のロリン・マゼールの名演。 ― 異例の30歳半ばの若さでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たし、新世代指揮者の最先鋒として旧世代指揮者たちに挑戦状をたたきつけていた時代。ベルリン放送交響楽団(旧西ベルリン、現在はベルリン・ドイツ交響楽団)音楽監督就任の年に録音した代表作。着実にその地位を築いていた時期の、自信に満ち堂々とした演奏だ。バイエルン放送交響楽団との一連は愛聴しているのだが、この頃のマゼールはまったく別のアーティストとしてひとつの頂点を迎えている。多分にロマンティックな解釈だが、新鮮な響きに満ちている。この首席指揮者時代(1964~1975)には、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの「管弦楽組曲」や「ブランデンブルク協奏曲」をはじめ、おもに当時のオランダ・フィリップスやドイツ・オイロディスクに多くの録音を残しました。大編成のオーケストラをきっちり引き締めた明快なヘンデル。当時のベルリン放送響は充実していて、見事なヴァイオリン・ソロはコンサートマスターだった豊田耕児で、室内楽編成の弦楽セクションが演奏全体の有機的な響きを支えている。主席オーボエ奏者のギュンター・パッシンは、胸に浸みるような透明な音色を聴かせてくれる。演奏スタイルの流行り廃れはめまぐるしい。オットー・クレンペラー、ヘルベルト・フォン・カラヤンを頂点にモダン・オーケストラで演奏したバッハ、ヘンデル演奏は減っていった。サーストン・ダート版の「ブランデンブルク協奏曲」、「管弦楽組曲」が登場し、ハーティ編曲の《水上の音楽》は1950年代~1960年代には様々なオーケストラが演奏していましたが、1970年代以降は急減してしまったようです。結論的には、聴き手を存分に楽しませてくれる演奏。若いころは自作曲録音して世に出てきたクレンペラーですが、カラヤンも違っていたのは、マゼールは指揮者としての解釈に、作曲家の視点が大きく、小さく作用してしまう巨匠だった。「早世したフェレンツ・フリッチャイの後任」、「ジョージ・セル死去後空席となっていた音楽監督」また1980年からウィリー・ボスコフスキーの後を次いでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でニューイヤーコンサートの指揮者を務めるなど、カラヤンが楽団の帝王と呼ばれ始めた時期に統べた二大ポジションは、カラヤン辞任後の後任を探していたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督のポストに結果として選ばれたのはクラウディオ・アバドだったことも、納得できるところ。本盤も強引と言えそうな表現、かなり勝手やって、自由自在に細部の表情を付けている当時35歳の若手バリバリ。かなり濃厚ではあるが、おもしろく聴かせようとの意欲が感じられます。

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