GB LONDON OSA1351 レナータ・テバルディ マリオ・デル=モナコ ジュリエッタ・シミオナート フランコ・カプアーナ ローマ聖チェチーリア音楽院管 チレア アドリアーナ・ルクヴルール(全曲)

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34-23697

商品番号 34-23697

通販レコード→英ワイドバンド ED1相当 デッカ・プレス盤

このオペラを語る時に欠かせない録音。 ― チレアはプッチーニより8年後輩のヴェリズモ・オペラの作曲家。このオペラは彼の〈アルルの女〉と並ぶ傑作で、コメディ・フランセーズの花形女優アドリアーナ・ルクヴルールをめぐる悲劇。音楽による筋立ても実によく出来ている、甘い旋律が充満したメロドラマ。1902年の作曲。その頃、先輩プッチーニは、歌劇「トスカ」を終え、「蝶々夫人」に取りかかるところだった。マーラーは交響曲第5番を作曲中、リヒャルト・シュトラウスは交響詩を書き終えてしまい、「家庭交響曲」を執筆中、でも楽劇「サロメ」はまだ構想の中だったし、シェーンベルクは楽劇「ペレアスとメリザンド」を作曲中。フランスではドビュッシーが活躍中。英国ではエルガーが…こんな時代背景を考えると、グランド・オペラのスタイルをしっかり受け継ぎながら、それぞれに短いながらも素晴らしいアリアが配置され、バレエ音楽まで設けられている。生々しいヴェリズモからは一歩も二歩も距離を置き、やや保守側に軸足をもち美しくもデリケートな旋律を追い求めたチレアだけれど表面的に美しい音楽で耳あたり良い訳でなく、登場人物たち各々や、その行動には音楽によってしっかり色分けるライトモティーフが与えられている。さらに新古典主義的・回顧的な音楽も盛り込み、かなり緻密なオペラが出来上がっている。戦後のイタリア・オペラの黄金期を支えた3大歌手、マリオ・デル=モナコ、レナータ・テバルディ、ジュリエッタ・シミオナートによる名盤です。サクソニアの将軍マウリツィオを演じる〝黄金のトランペット〟デル=モナコの情熱的な歌唱もさることながら、テバルディとシミオナートによる恋の鞘当てが素晴らしい。このアドリアーナと公爵夫人のコンビは数ある演奏の中でも最高で、本盤以降《アドリアーナ・ルクヴルール》の録音は常に比較されてきた、このオペラを語る時に欠かせないデル=モナコ、テバルディ、シミオナートの黄金トリオによる名盤です。このオペラ初の全曲盤で、1962年のADFディスク大賞を受賞している。

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