GB EMI SAN280-2 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル ジョン・ヴィッカーズ ヘルガ・デルネシュ ベートーヴェン フィデリオ

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34-9714

商品番号 34-9714

通販レコード→英ゴールド・スタンプ・ドッグ、ブラック・エンジェル盤[オリジナル]

豪華で個性的な歌手陣に、聴いていてワクワクする。 ― これはヘルベルト・フォン・カラヤンの十八番なのでしょう。ヘルガ・デルネシュ、ジョン・ヴィッカーズの歌唱を引き立てながらカラヤンは繊細な美しさと豪快さを併せ持った迫力のある進め方をしています。歌手たちが生き生きとしていて、オーケストラは雄弁だ。カラヤンのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の精緻な演奏は有名なベートーヴェンのオペラが、ただオペラというよりオラトリオのように響く。カラヤンは1972~76年にハイドンのオラトリオ『四季』、ブラームスの『ドイツ・レクイエム』さらにベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』という大曲を立て続けに録音しています。この時期のEMIとカラヤンの仕事は非常に濃厚な仕事をしています。このベルリン・フィルはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と違い、毎晩オペラ座で演奏する代わりに、コンサート・オーケストラだ。日常オペラの伴奏をしないオーケストラはカラヤンとの録音を通してオーケストラ演奏に表情を獲得した。英EMIは過去60年にわたり450以上のオペラ録音を続けており、偉大なアーティストによる録音の継続の中で、現在もアンジェラ・ゲオルギュー、ナタリー・デセイ、ジョイス・ディドナート、ロベルト・アラーニャ、アントニオ・パッパーノなどによる新録音が加わっています。カラヤンは1960年にはウォルター・レッグとの縁切れにあわせ、EMIと疎遠になってしまいました。そしてドイツ・グラモフォンとDECCAの録音に関わるようになります。70年はレコード界では大きな変革の年でもあります。フィリップスがドイツ・グラモフォンの補助的な役割から主導的な役割に変化します。そこにはスター音楽家をドイツ・グラモフォンがかき集め過ぎ、録音演目調整がうまくいかなくなったことによりました。これの端的な例がマーラー録音です。若手の大物指揮者たちは皆マーラーが録音したいと唱えだし、歌手や合唱団、録音スタッフに及ぶまで人件費も含めて経費を考えたときドイツ・グラモフォンでは賄えません。その中でベルナルト・ハイティンク、コリン・ディビス、小澤征爾ら売れる指揮者に、積極的にフィリップスを主要な活動の場として与えました。そして、1970年代は映像のつながりとオペラの積極的録音があげられます。70年代半ばからPCM=パルス・コード・モジュレーション録音技術が実験され、1980年になるとそれが本格的にデジタル録音として登場しますが、1970年代はステレオ録音の総決算でもありました。カラヤンはドイツ・グラモフォンと専属契約をしていましたが、カラヤン自身も再びEMIを活動の場の1つとしました。そしてベルリン・フィルを引き連れてEMIと録音することも始めます。→コンディション、詳細を確認する

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