1970年代のEMIは若手ヴァイオリニストやピアニストの紹介に熱心だった。特にピアニストは鬼才として名前の残る演奏家が多い。ダニエル・アドニも録音が盛んだった。ゆったりと旋律を歌わせて情感の籠った演奏です。
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【オリジナル盤】イダ・ヘンデル&ベルグルントのシベリウス/ヴァイオリン協奏曲ほか GB EMI ASD3199 STEREO
聴き終わって『音楽を聴いた』と充実出来る。イダ・ヘンデルの演奏は誰の表現にも似ていない。必要以上に細部のミスに拘ったような雰囲気は感じられない。
【オリジナル盤】メニューイン、ボールトのブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1、2番 GB EMI ASD2852 STEREO
巨匠時代の終焉と、対話に溢れた〝平和〟な音楽の歓迎。やや固い締まった響きで音楽の運びはオーソドックスだが、独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏です。
