辛辣な批評で知られたハロルド・チャールズ・ショーンバーグは、「アイヴズの音楽は、それ自体がアメリカ音楽史である」と記している。今日は名声を嫌ったアイヴズが生まれた日。音楽を評価するうえで忌まわしい言葉の一つが「素敵」 (nice) であり、「大人のように自分の耳を使え」と語ったアイヴズ語録は有名。
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バレンボイムのドビュッシー/「海」ほか DE DGG 2531 056 STEREO
パリ管弦楽団は1967年の創設以来次々と音楽監督が代わったものの、1975年にバレンボイムがその地位に就任してからは、得意のフランス音楽を中心に積極的な活動を展開した。
パールマン、小澤のベルク、ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲 DE DGG 2531 110 STEREO
人生の寂寥感や絶望を、実に清澄な美しい音色で描いて行くが、表面的な美しさにとどまらず、深い内容を掘り下げていこうという真摯なアプローチが素晴らしい。
【モノラル】カラヤンのブラームス/作品集(交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲、ドイツ・レクイエム) DE DGG KL33/39 モノラル 7LP
カラヤンとベルリン・フィルの1960年代のブラームス交響曲全集に、ドイツ・レクイエム、ヴァイオリン協奏曲、ハイドンの主題による変奏曲を加えブラームスの大曲を網羅した全集。ドイツ・プレス、最初期レア・ボックスセットです。
DE DGG 2530 021 オッコ・カム ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シベリウス 交響曲2番
第1回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝したオッコ・カムがベルリン・フィルに客演したデビュー録音ながら、カラヤン的な上手さではなく、フィンランドの雄大な自然を彷彿とさせる名演として高い評価を得ています。
