辛辣な批評で知られたハロルド・チャールズ・ショーンバーグは、「アイヴズの音楽は、それ自体がアメリカ音楽史である」と記している。今日は名声を嫌ったアイヴズが生まれた日。音楽を評価するうえで忌まわしい言葉の一つが「素敵」 (nice) であり、「大人のように自分の耳を使え」と語ったアイヴズ語録は有名。
カテゴリー: analogsound
ケンペのワーグナー/「タンホイザー」序曲ほか FR TRIANON UTRE6160 STEREO
堅固な構成感、優れたバランス感覚、そして作品の深い読み、どれをとっても抜群で、しかも表現力豊かなのがわかる。また各声部の透明で豊かな響きは、もともとオーボエ奏者であった感性から来るものだ。
アドニのショパン/ピアノ作品集 GB EMI HQS1251 STEREO
1970年代のEMIは若手ヴァイオリニストやピアニストの紹介に熱心だった。特にピアニストは鬼才として名前の残る演奏家が多い。ダニエル・アドニも録音が盛んだった。ゆったりと旋律を歌わせて情感の籠った演奏です。
メータのシェーンベルク/「浄められた夜」ほか GB DECCA SXL6325 STEREO
わかり易さを信条にグラマラスな掴み方でありながら、存外リズムはシャープで、荒れ場でも手綱をゆるめず音楽的な緊張感が終始持続しているフレッシュな演奏。
バレンボイムのドビュッシー/「海」ほか DE DGG 2531 056 STEREO
パリ管弦楽団は1967年の創設以来次々と音楽監督が代わったものの、1975年にバレンボイムがその地位に就任してからは、得意のフランス音楽を中心に積極的な活動を展開した。
バーンスタイン「弾き振り」のラヴェル/ピアノ協奏曲ほか DE CBS S72170 STEREO
檄速に爽快感を覚える演奏で、ショスタコーヴィチを感動させた。それはスポーツに酔いしれて熱狂するのに似ている。若き日のバーンスタインの求心力は魅力的。
パールマン、小澤のベルク、ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲 DE DGG 2531 110 STEREO
人生の寂寥感や絶望を、実に清澄な美しい音色で描いて行くが、表面的な美しさにとどまらず、深い内容を掘り下げていこうという真摯なアプローチが素晴らしい。
【モノラル】カラヤンのブラームス/作品集(交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲、ドイツ・レクイエム) DE DGG KL33/39 モノラル 7LP
カラヤンとベルリン・フィルの1960年代のブラームス交響曲全集に、ドイツ・レクイエム、ヴァイオリン協奏曲、ハイドンの主題による変奏曲を加えブラームスの大曲を網羅した全集。ドイツ・プレス、最初期レア・ボックスセットです。
【オリジナル盤】パヴァロッティ、サザーランド、ボニングらのヴェルディ/「イル・トロヴァトーレ」全曲 GB DECCA D82D3 STEREO 3LP
オペラの世界を拡張し、後世に残り続ける「名作」を作曲したヴェルディが生まれた日。《イル・トロヴァトーレ》は傑作《椿姫》へのステップになった人気作品。
ベロフ、コラールらのサン=サーンス/「動物の謝肉祭」、七重奏曲 DE EMI 26 236-0 STEREO
SQクワドラフォニック盤。各誌絶賛。仲間といる楽しさを感じさせる。チェロ独奏の「白鳥』が際立つ、サン=サーンスの動物の謝肉祭(室内楽版)。
仏エラート・レーベルなどでお馴染みのフランスの名手たち豪華メンバーによる「動物の謝肉祭」の室内楽版。顔なじみどうしだから、仲間といる楽しさを感じさせるのはこのアルバムです。
ロリオ、ル・ルーのメシアン/トゥーランガリラ交響曲 FR IPG 117.013/014 STEREO デジタル 2LP
旋律を奏でながら音程を自由に変えることができる世界で最初の電子楽器。第一次世界大戦時、電気技師として戦地に派遣されたモーリス・マルトノは、発明されたばかりの無線の音を聴きこの楽器を製作したと言われている。

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