「 アマデウス四重奏団らのモーツァルト/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「音楽の冗談」 DE DGG 2531 253 STEREO」を通販レコードとしてご案内します。
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オーストリアの作曲家、モーツァルトが生まれた日(1756年)。オーストリアのザルツブルグに生まれ、幼少期より神童っぷりを発揮し、35年という短い生涯で良質な作品を生み出し続けた天才。その影響は計り知れず、音楽界はもちろん、他芸術にはじまり、文学・哲学・医学…これほど多方面からのファンが多い作曲家は他にいない。
DE DGG 2531 253 アマデウス四重奏団 ライナー・ツェペリッツ ゲルト・ザイフェルト マンフレッド・クリーア モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク、音楽の冗談
- Record Karte
DE BLUELINE。1979年の優秀録音です。
- 演奏:アマデウス四重奏団
- ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
- ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
- マンフレッド・クリーア(ホルン)
- 録音:1979年4月29日〜5月2日 ミュンヘン、レジデンツ、プレナールザール.
- 録音プロデューサー:Günther Breest
- 録音エンジニア:Wolfgang Mitlehner
- 曲目
- モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 KV525
- モーツァルト/音楽の冗談 KV522
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〝神の慟哭〟を綴る
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Wolfgang Amadeus Mozart
- (1756.1.27 〜 1791.12.5、オーストリア)
- ザルツブルクの大司教宮廷につかえる音楽家レオポルト・モーツァルトの末子として生まれた。4歳でピアノを弾き、5歳で作曲を始めるという神童であった。6歳から青年期までの間に何度かヨーロッパ全土におよぶ大演奏旅行が企てられたが、その結果、神童モーツァルトの名前を世間に広めるばかりでなく、彼に各国の音楽様式に目を開かせ、のちの彼の音楽の成長開花に大いに役立った。
- 成人してからは領主の庇護から離れ、ウィーンに定住自活し、作曲活動に専念したが、生前はそれほど認められず不遇のうちに世を去った。35歳という短い生涯に600曲以上も作品を残しているが、彼の才能が最高に発揮されているのは歌劇で、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」などのはその代表作。器楽では古典派様式による明澄な音楽を書いた。交響曲は41曲残している。
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト略歴
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1756年オーストリア、ザルツブルクで生まれる
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1760年父からクラヴィーアの手ほどきを受ける
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1761年初めての作曲
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1762年ヨーロッパ中を旅行(1767年まで)
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1768年ウィーンへと移住
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1776年ザルツブルクの宮廷音楽家となる
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1782年コンスタンツェ・ウェーバーと結婚
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1787年父死去
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1791年ウィーンにて死去
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1956年以来、毎年モーツァルトの誕生日である1月27日を挟んでモーツァルト週間が生誕地ザルツブルクで開催されています。
- モーツァルトは音楽史の中で3本の指に入るほど有名な作曲家である。また、近年では彼の音楽がアルファー波を生むなど、化学の分野にまで彼の存在は影響を及ぼしている。
- モーツァルトについてはこれまで映画やマンガ、書籍で多くの作品が作られた。その理由の1つに、彼の原因不明の死がある。例えば、シューベルトなどは若くして死んだことで有名であるが、実はモーツァルトも35歳という若さで死んでいる。モーツァルトの死因は、映画「アマデウス」に描かれたように、嫉妬に狂ったサリエリによって殺されたと考える説など、現在もなお論議されている。
- また、モーツァルトが注目されるもう1つの理由に、彼の天部の才能が挙げられる。その才能は音楽に関するものはもちろん、彼の明るく、冗談好きな性格が人をひきつけるのだろう。実際には、モーツァルトの時代、音楽家の地位は低く、低収入を得ることも出来なかった。さらに、彼は神童として7歳の時から演奏旅行をし、人生の4分の1以上を旅行していた。そのため、定住することもままならなかった。そんな悲劇的な人生であるにもかかわらず、彼の性格は、人生を実り豊かなものにしたのである。
- モーツァルトの偉大さは、彼の作曲家からの敬意を見ればよく理解できる。ハイドンはモーツァルトが死んだ際、「あのような才能はこれから100年は出てこないだろう」と嘆いたし、ベートーヴェンは長い間、モーツァルトを自分が知る限り最も偉大な音楽家だと考えていた。さらに、ロマン派の音楽家たちはこぞってモーツァルトの曲を勉強したと言われている。
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モーツァルトが初めて手掛けた短調の協奏曲
- モーツァルトの20番台のピアノ協奏曲(第20〜27番)は、ベートーヴェンの5作品とともに、ピアノ協奏曲の至宝だ。日本での初演が一番早かったのが《第20番ニ短調》で、1904年(明治37)年6月4日、神戸絢の独奏、アウグスト・ユンケル指揮の東京音楽学校オーケストラ。昔から〝モーツァルトのニ短調〟として、破格の人気を誇る作品だったのかと思う一方、《第27番変ロ長調》の初演が1940(昭和15)年とかなり遅いのが意外だ。モーツァルトの音楽はベートーヴェンほどには、早くから日本人に親しまれていなかったのか。
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モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。涙の裡に玩弄するには美しすぎる。空の青や海の匂いの様に、万葉の歌人が、その使用法を知っていた〝かなし〟という言葉の様にかなしい。こんなアレグロを書いた音楽家は、モオツァルトの後にも先にもない。まるで歌声の様に、低音部のない彼の短い生涯を駈け抜ける。
- 短調で書かれたモーツァルトの音楽は特別なものだ。小林秀雄の〝悲しさは疾走する〟で有名な《ト短調交響曲(第40番)》や《レクイエム ニ短調》、そして《ニ短調協奏曲》。特にその緩徐楽章(ロマンス)には、〝神の慟哭〟さえ聴ける。傑作映画『アマデウス』のエンド・タイトルで流れ、映画の余韻を美しく描いたメロディでもある。
- 小林秀雄の父親は蓄音機のルビー針を製作したというから、小林秀雄が20歳から30歳ぐらいという時期には1927年のリヒャルト・シュトラウスと1928年のブルーノ・ワルターの演奏盤に絞っていいだろうか。このどちらも1930年頃までに日本で聞く機会は可能性がある。日本での発売年は知らないが、知人がドイツからレコード盤を送ってきたり、持ち帰っているのを聞いたかもしれない。
- 勿論、非公開の演奏会で聞かれたかもしれないし、当然、全曲ではなかったかもしれない。終楽章がアンコールで演奏されたかもしれない。 ― そう、改めて確認でもないが、小林秀雄の言及する「疾走するかなしさ」は交響曲第40番の冒頭ではないので気をつけたい。 ― カラヤンが来日公演で選曲したのも、日本側からの要望があったか、小林秀雄のエッセイを通じて日本人に人気のある曲だとリサーチしての事だったかもしれない。
- カラヤンは若い頃からモーツァルトを演奏しています。公式の指揮者デビューでもモーツァルトのピアノ協奏曲を取り上げています。指揮者はふだんからピアノを上手に弾くものだし、特に指揮とピアノの二刀流を売りものにしている指揮者でなくても別に珍しいことではないのだから、カラヤンだって弾くだろう。幼い頃から兄のレッスンを真似てピアノを弾き始め、4歳半のとき、レストランでの慈善団体主催のコンサートでモーツァルトのロンドを演奏し、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院に入学し、パウムガルトナーに作曲法と室内楽、ザウアーに和声学、レトヴィンカにピアノを師事した。1917年(19歳)、モーツァルテウム音楽院で初のピアノ・リサイタルを行う。指揮者としての公的デビューを飾るのは、1929年1月22日、ザルツブルクでモーツァルテウム管弦楽団を指揮した、リヒャルト・シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、チャイコフスキーの交響曲第5番。ブルーノ・ワルターがピアノを弾いているモーツァルトのピアノ協奏曲第20番、フルトヴェングラーが歌曲の伴奏でピアノを弾いているレコード、フランス6人組の作曲からがこぞってソプラノ歌手の伴奏を競ったSPレコードがある。カラヤンが目の中に入れても痛くないと言ってるような愛弟子、アンネ・ゾフィー・ムターとのヴィヴァルディの四季でチェンバロを奏でてオーケストラを指揮しているDVDはかっこいい。
- 交響曲の録音はというと、ほとんどがベルリン・フィルとのものです。35番「ハフナー」から41番「ジュピター」までの6曲は、ブルーノ・ワルターのセットを筆頭に多くが後期交響曲集としますが、カラヤンはこれに29番、32番、33番をセットとします。カラヤンのモーツァルト演奏のスタンスは、何度も全曲録音しているベートーヴェン、ブラームスと違い、トスカニーニやセルが成し遂げた揺らめきではなく、ベームが作り上げた密やかな万華鏡のような色彩でもなく、もっと楽譜にある音符を忠実に再現することではなかったかと思います。繰り返し聴かれていくことを前提にした録音だからこそ、そこには飽きられるような色づけはしないという意思です。弦楽器も管楽器も圧倒的なテクニックとアンサンブルを誇りながら、奏者の個性ができるだけ抑えられています。全てがモーツァルトの交響曲を楽譜通りに音にするという一点のみに収斂しています。怖いくらいに冷ややか、透明感の極み。各パートが明瞭に聴き取れて絡み合いもよくわかる。カラヤンは29番のような隠れた名曲も取り上げて、世界の人々に聴かせたかったのでしょう。1952年の演奏会からこの曲を取り上げています。『日本人はモーツァルトが大好きです』と聞いたカラヤンが来日公演でプログラムに加えたモーツァルトが、この29番と39番です。1980年代に入ってからは演奏会でも29番、39番、41番しか取り上げていませんでした。『このモーツァルトの交響曲が、わたしは本当に好きなんだよ』というカラヤンの告白です。
- 閑話休題
- モーツァルトの交響曲第40番ト短調が解説される時に、小林秀雄の名前と「疾走する悲しさ」が話題に登るのは定番だ。ところで「疾走するかなしさ」、これには引用元があり、アンリ・ゲオンの著書「モーツァルトとの散歩」の中で「走る悲しみ」といったことに寄るのだが、『ト短調のアレグロ』とは弦楽五重奏曲を指している。
- 弦楽五重奏曲を小林秀雄が聴く機会は交響曲より実現可能性は強い。ニ短調協奏曲が明治37年に日本初演されている背景には、ベートーヴェンとの関わりは強い。モーツァルトは、ベートーヴェンほどに好まれていなかったのは確かだ。長調曲は需要はあるが、小林の言及も手伝ってだろう、モーツァルトの短調曲には、何か特別なものがが付加されるようになった。モーツァルト生誕200年だった、1956年からLPレコード録音が活発になる。モーツァルトの全曲レコーディングもあったが、ザルツブルクの観光財政に欠かせない。数多い曲に視野を向けさせようと1991年の没後200年ではCDで『モーツァルト効果』が話題にされた。
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弦楽五重奏版の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」としてはステレオLP時代を代表する名演。貴重な(?)「音楽の冗談」とのカップリングです。
- 極限まで凝縮した名曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト長調 K.525の弦楽五重奏版は必聴。アマデウス弦楽四重奏団のメンバーに、コントラバスにライナー・ツェペリッツを加えて最少アンサンブルで演奏されています。彼らの感興溢れた演奏も聴きもの。
- この曲の約2か月前に作曲されたパロディ曲「音楽の冗談」K.522《村の楽士の六重奏》との組み合わせも、このアルバムを面白くしています。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーである、ゲルト・ザイフェルトとマンフレート・クリアーのホルンとの共演もまた一興とはいえ、盛大(?)で大真面目なこの演奏はぜひ一聴すべきアルバムです。
- 尚、このアルバムの2曲は1979年録音で、ドイツ・グラモフォンとしてはかなり早い時期のデジタル録音でした。CDではデジタル表記されますが、本盤の裏表紙にはそういう記述はなされていません。デジタル録音と、アナログ録音の両方で行われただろうことは想像がつきますから、レコードはアナログ録音を元にしているのかもしれません。
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不朽の名演
- ― アマデウス弦楽四重奏団は1948年に結成され、1987年に活動が停止するまで、約40年もの長きにわたり演奏活動を続けてきました。アマデウス四重奏団は、1950年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、1960年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った 、レコードで聴く弦楽四重奏の楽しさの原点がここに結実している。
- このモーツァルト弦楽四重奏曲のレコードは、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、不朽の名演として知られてきたものです。モーツァルトの弦楽四重奏曲を、これほど楽しく爽快に弾く四重奏団は他にない。その楽しさを共に感じることが出来る幸せ。ぜひ、どの曲からでも気軽に聴いていただきたいものです。とりわけ「ハイドンセット」での彫琢を極めた結果獲得した大きな立体性と、同時にのどかな詩情もあわせもった表現が忘れられない。最近のハイテクカルテットを聞き慣れた耳には、彼らのシンフォニックとまで評された重厚な響きはいささか鈍重に聞こえることは否めません。また、彼らの前の時代を代表する歴史的なカルテットのような味の濃さは求めることも出来ません。第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの個性がこの団体の個性として深く刻印されていたのも特徴と言えば特徴です。このブレイニンがもつ豊穣なロマン性がぴたりとツボにはまるとカルテットとしてもうまくいくのですが、そうでないときは意外とつまらない演奏をしてしまう、いい意味で癖の強いものである。古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展させた、濃厚で、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。ブラームスやドヴォルザークに繰り広げた潤いに満ちた表現で、4人の演奏家仲間がモーツァルトの音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくる。
- ベートーヴェンの『第九交響曲」終楽章で、弦楽器だけのアンサンブルで奏でられる箇所があるが、弦楽四重奏の形態がクラシカル(古典派)音楽の基本だから、交響曲や管弦楽曲だけでなく、是非親しんで欲しいが〝弦楽四重奏曲の最高峰はベートーヴェン〟ときいて、それも後期の作品から、いきなり始めて辛気臭いと弦楽四重奏を敬遠してしまうことになったら不幸なことです。クラシック音楽の批評や、レコード紹介を生業としていて弦楽四重奏曲を苦手とすることはないものですが、パーソナルな面が浮き出るところかもしれません。それは選者の趣味、傾向が露呈すると言い換えられるでしょうが、わたしをクラシック音楽に没入させたのが、構造美や、旋律美、清廉な弦楽四重奏団のレコードでは無しに、決然としたエロティックがあるアマデウス四重奏団のブラームス演奏でした。表面的にはキレのある演奏に思えなかったのですが、どうしてもそれで片付けられない思いで長年聞き返すレコードになってくると、極めて濃密に絶妙に絡み合う充実度の高いアンサンブルは、この団体のポテンシャルの高さを如実に表していることに虜になってしまいました。
- アマデウス四重奏団は、1950年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、60年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った、こうして遺された『モーツァルトの弦楽四重奏曲全集』は、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、古典派弦楽四重奏曲の構成力や緊張感は損なわず、低弦をおおらかに充実させ、優雅なメリハリをもたらして、温かさに満ち溢れた、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。
プロダクト・ディテール(オリジナル盤)
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レーベルDeutsche Grammophon
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レコード番号2531 253
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作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
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楽曲
- アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- 音楽の冗談
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演奏者ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
マンフレッド・クリーア(ホルン)
アマデウス四重奏団- Violin [1st] – Norbert Brainin
- Violin [2nd] – Siegmund Nissel
- Viola – Peter Schidlof
- Cello – Martin Lovett
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録音年月1979年4月29日〜5月2日
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録音場所ミュンヘン、レジデンツ、プレナールザール
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録音プロデューサーGünther Breest
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録音エンジニアWolfgang Mitlehner
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録音種別STEREO
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製盤国DE(ドイツ)盤
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レーベル世代ブルーライン・レーベル
ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)
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商品番号353043
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盤コンディション良好です(MINT~NEAR MINT)
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ジャケットコンディション良好です
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価格5,500円(税込)
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商品リンク
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ショップ名輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
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ショップ所在地〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
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ショップアナウンスべーレンプラッテからお客様へ
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