「 【オリジナル盤】メニューイン、ボールトのブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1、2番 GB EMI ASD2852 STEREO」を通販レコードとしてご案内します。
Yehudi Menuhin – Sir Adrian Boult – London Symphony Orchestra – Bruch – Violin Concerto No.1&2
GB EMI ASD2852 ユーディ・メニューイン サー・エイドリアン・ボールト ロンドン交響楽団 ブルッフ ヴァイオリン協奏曲1&2番
- Record Karte
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GB 赤地にモノクロスタンプニッパーレーベル盤, 1966年の録音です。優秀録音。
- Recorded Producer – Christopher Bishop, Engineer – Michael Gray
ブルッフを聴く者、誰ももらさず選ぶレコード。
サー・エイドリアン・ボールト(Adrian Boult, 1889~1983)は、20世紀の英国の生んだ最もノーブルな指揮者として知られています。オックスフォード大学を経て、ライプツィヒ音楽院に留学、マックス・レーガーに作曲を学ぶかたわら、ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者だったアルトゥール・ニキシュに私淑し、大きな影響を受けています。イギリスに帰国後、直接親交のあったエドワード・エルガー、グスターヴ・ホルスト、レイフ・ヴォーン=ウィリアムズらイギリスの作曲家の作品を取り上げて高く評価され、1930年には新しく創設されたBBC交響楽団の初代首席指揮者に就任、幅広いレパートリーをイギリスに紹介しています。中でもボールトの代名詞ともいうべき作品がホルストの組曲「惑星」です。1945年のBBC響とのSP録音(EMI)を皮切りに、生涯に「惑星」を5回も録音しています。1918年9月ロンドンのクイーズ・ホールにおける作品の非公開の全曲演奏(私的初演)が行われた際にホルストからの依頼で指揮をとったのがボールトであり、その成功によって《惑星》に初めて輝きをもたらし、作曲者の感謝を受けたエイドリアン・ボールト
にという献辞の書き込まれた印刷譜を作曲者から送られています。戦後はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団の首席指揮者を歴任しつつ、イギリス音楽界の大御所として1981年、92歳という高齢で引退するまで矍鑠とした指揮活動を続けました。ボールトはJ.S.バッハからハヴァーガール・ブライアンまで、幅広いレパートリーで卓越した演奏を聴かせる指揮者でしたが、最も得意とするのはイギリス音楽と、ニキシュの影響を強く受けたドイツ・オーストリア音楽でした。前者では、エルガーの交響曲第2番の復活初演やヴォーン=ウィリアムズの「ロンドン交響曲」改訂版の初演など、作曲者から盤石の信頼を置かれていたボールトならではの業績は数多く残されています。サー・エイドリアン・ボールトというと、長命だったこともあってか晩年の老成した演奏のイメージが強いのですが、1950年代までの彼は、ときにかなりアグレッシヴな演奏も行うという、爆演も辞さぬ積極的な芸風の持ち主であったことはマニアにはよく知られています。エルガーやホルスト等も得意としたイギリス音楽のスペシャリストとされるボールトによるヴォーン=ウィリアムズは、サー・ジョン・バルビローリ指揮のものと並んで決定版と言えるものです。ボールトは「私は常に指揮をとるということは、船の船長になるようなものだと思ってきた。私には石油のドラムカンといっしょにころげまわる理由はまったくない」と言った。ボールトはウェストミンスター・スクール在籍中のディナー・パーティでエルガーと出会い、自作の総譜を見せられつつ解説を受けた。オックスフォード大学で音楽の学位を得たのち、ライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに作曲をハンス・ジットに指揮を学びますが、この地でボールトが最も感銘を受けたのは、アルトゥール・ニキシュによるリハーサルやコンサートの数々だったといいます。ボールトは20歳代初めの若い頃、ライプツィヒで偉大な指揮者ニキシュに私淑したが、晩年に至るまで讃仰の気持ちは変わることがなかった。ニキシュは私などよりももっと簡素だった。今日、若い世代の指揮者たちには余りにも跳び回る傾向がある。もっとも、彼らはそうすることを期待されているのかもしれないがね。また最近の傾向としては、総体的な建築的構成を犠牲にしてディテール(細部)をほじくることが著しく目立っていると思う。
とは、ボールトの現代批判であるが反面、聴き手はボールトに一種の安全弁のようなものを見出していたようである。少なくともイギリス人はそうであった。ボールトが英国音楽だけでなく独墺系音楽も得意としていたのは、そうした事情が背景にあるとも思われ、これまでにも両分野での人気には絶大なものがありました。日本で発売されたボールトのレコードは伴奏録音が多かったのと、紹介された録音がイギリス音楽中心だったために、我が国では「惑星」専門の指揮者のような扱いを受け不当に軽い評価しか受けませんでしたが、ベートーヴェン、ワーグナーやブラームスなどのドイツ系の作品にも説得力のある名演を残しています。ボールトはニキシュのみならず、ハンス・リヒターやフリッツ・シュタインバッハ、フェリックス・ワインガルトナーと接触があり、ドビュッシーの演奏も直接聞いている。
音楽の運びはオーソドックスだが独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏。
ユーディ・メニューインの初期盤は、余りにも発売枚数が多すぎて、当時の音楽ムーブメントで期待が高かったことで、レコード会社の意気込みが伝わる。それが現在の中古レコードの世界では、この優れた演奏に対して 低い評価 ― 価格が安い ― がなされているのは良質の盤に出会いやすいことでは幸いをもたらした。戦後同世代のヤッシャ・ハイフェッツらと共にヴァイオリニストとして名声の頂点を極める。また、メニューインはヨガや菜食主義を実践し、健康管理を怠らず壮年期になるまでソリストとしての活動に取り組んだ。その証左として膨大な音源が英EMIに録音された。ゴージャスを尽くしたセッション環境での演奏は申し分なく、本盤もメニューインの松脂が飛び散っています。強い精神が本盤でも随所に聴けます。いずれも地味だが、なかなかの好演。やや固い締まった響きで音楽の運びはオーソドックスだが独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏です。19世紀までは聴衆にも、各地の演奏家にも有名演奏家が演奏旅行をするときにレパートリーとして貰うことで広まっていった作曲家の名声。20世紀になるとラジオで自作が演奏されるのを楽しむ様になった。英国を代表する、この作曲家は、そうしたメディアの時代に乗り合わせ国際的に評価を受ける存在になっていく。マイクロフォンの登場を受けて、エルガーは彼自身の指揮で数多くのレコードを残した。1932年当時16歳のメニューイン少年は、エルガーの指揮により《ヴァイオリン協奏曲》の録音をアビー・ロード・スタジオにて行った。当初、この曲はエルガーがフリッツ・クライスラーに献呈したもので、クライスラーとの録音を考えていたのだが、都合がつかず、急遽このメニューインに白羽の矢が立てられたのだった。黎明期の英EMIのヴァイオリンもののレコードは、必ずと言っていいほど、この英国に帰化してサーと男爵の称号を得たメニューインが登場する。アメリカで経済的に困窮していたハンガリー人亡命者べラ・バルトークを助け、「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」を献呈され、ユダヤ系ながら第2次世界大戦後のドイツとの和解を訴え、ナチス協力者の烙印を押されていたヴィルヘルム・フルトヴェングラーと共演して彼の無実を擁護した。それが米国ユダヤ人社会の逆鱗に触れ、米国で支配的だったユダヤ人音楽家社会から事実上排斥されて欧州へ移住する運命となった。第2次世界大戦は欧州から米国へ移り住む多くのユダヤ人音楽家を生んだが、英国からドイツに出向いてフルトヴェングラーとの共演録音をしているのは彼ぐらいのものだ。フルトヴェングラーがフィルハーモニア管弦楽団を指揮したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲など全曲が泰然としたテンポで進み、これだけオーケストラが立派な演奏は少ない。独奏がこれほど気品と風格にあふれ、古典派演奏の枠を超え人間味の限りをつくしたあたたかさが伝わる。
いつも知性と人のぬくもりを感じる。
ブルッフの《ヴァイオリン協奏曲1&2番》。本盤は独奏が文句なしに素晴らしい。全盛期のテクニックが冴えわたるが機械的でなく、いつも知性と人のぬくもりを感じる。 ―
プロダクト・ディテール(オリジナル盤)
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演奏者ユーディ・メニューイン
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オーケストラロンドン交響楽団
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指揮者サー・エイドリアン・ボールト
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作曲家マックス・ブルッフ
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タイトルメニューイン、ボールトのブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1、2番 英EMI ASD2852 STEREO
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レーベルEMI
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レコード番号ASD2852
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録音種別STEREO
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製盤国GB(イギリス)盤
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レーベル世代赤地にモノクロスタンプニッパーレーベル
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カルテ(協奏曲)1966年の録音です。優秀録音。
ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)
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商品番号373561
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盤コンディション良好です(MINT~NEAR MINT)
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ジャケットコンディション良好です(右辺にシール貼付、全体にわずかな傷みあり)
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価格7,700円(税込)
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商品リンク
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ショップ名輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
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ショップ所在地〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
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ショップアナウンスべーレンプラッテからお客様へ
当店のレコードは、店主金子やスタッフたちが、おもにヨーロッパに直接出向き、実際の目と耳で厳選した、コンディション優秀な名盤ばかりです。国内で入手したものや、オークション品、委託商品はございませんので、安心してお求めになれます。
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PaoEMI Classics1998-09-30
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