【モノラル】ハスキル、マルケヴィチのモーツァルト/ピアノ協奏曲第20、24番 NL PHILIPS L02071L モノラル

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NL PHILIPS L02071 L クララ・ハスキル イーゴリ・マルケヴィチ コンセール・ラムルー管弦楽団 モーツァルト ピアノ協奏曲20番 24番

NL えんじ色地にシルバーロゴ盤, 1960年パリでの優秀録音。ハスキルが急逝する1ヶ月前のものです。ビニールカバー付き三方見開きジャケット入り。まさに、歴史的な「名盤」といえましょう。今回は、モノラル盤ですが、ピアノのくっりきとした音色は、ステレオとは違った魅力があります。

  • Record Karte
    • モーツァルト/ピアノ協奏曲20番 24番
      • クララ・ハスキル(ピアノ)
    • イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)
    • ラムルー管弦楽団
    • 1960年11月14〜18日パリ録音。
  • 名ピアニストが心をこめぬいた、最愛のモーツァルト

  • ― ルーマニア生まれで、病と闘いながらも演奏活動を続けた孤高のピアニスト、クララ・ハスキルを我々は今一度聴き直すべきです。音楽ファンに忘れがたい感動を与えた彼女の、詩情に満ちた気品あふれる比類ない、モーツァルトだと断言出来ます。ハスキルは芸術・文化の中心パリでピアノを学びました。若くて美しい天才的なピアニストが華々しく活躍する様を想像しますが、実は闘病生活を虐げられていたということです。病気との戦いは彼女の人生を大きく支配するものとなりました。病気に加えて第二次世界大戦はユダヤ人であるハスキルに過酷な運命をもたらしました。同じルーマニア出身のディヌ・リパッティとは深い友情に結ばれていたようです。しかしそのリパッティの天才は若くして白血病に奪われてしまいました。というような彼女の生き様から、逃れられない運命に直面したときの人間の強さと孤独感を聞き取ることが出来ます。そして一方で限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを感ずることも出来ます。本盤のモーツァルトは限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを具現化したような稀有な名演だと言い得ます。モーツァルトを得意とした名女流ピアニスト「ハスキル」のピアノをイーゴリ・マルケヴィチ指揮によるオーケストラがドラマティックにバックアップ。本作はハスキルの死、約1か月前に録音されたもの。
  • ヨーロッパ屈指の家電&オーディオメーカーであり、名門王立コンセルトヘボウ管弦楽団の名演をはじめ、多くの優秀録音で知られる、フィリップス・レーベルにはクララ・ハスキルやアルテュール・グリュミオー、パブロ・カザルスそして、いまだクラシック音楽ファン以外でもファンの多い、ヴィヴァルディの「四季」であまりにも有名なイタリアのイ・ムジチ合奏団らの日本人にとってクラシック音楽のレコードで聴く名演奏家がひしめき合っている。英グラモフォンや英DECCAより創設は1950年と後発だが、オランダの巨大企業フィリップスが後ろ盾にある音楽部門です。ミュージック・カセットやCDを開発普及させた業績は偉大、50年代はアメリカのコロムビア・レコードのイギリス支社が供給した。そこで50年から60年にかけてのレコードには、米COLUMBIAの録音も多い。1957年5月27~28日に初のステレオ録音をアムステルダムにて行い、それが発売されると評価を決定づけた。英DECCAの華やかな印象に対して蘭フィリップスは上品なイメージがあった。
  1. 3720084
  2. L02701L

プロダクト・ディテール(ヴィンテージ盤)

  1. 演奏者
    クララ・ハスキル
  2. オーケストラ
    ラムルー管弦楽団
  3. 指揮者
    イーゴリ・マルケヴィッチ
  4. 作曲家
    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
  5. 曲目
    ピアノ協奏曲20番 24番
  6. 録音年月日
    1960年11月14〜18日
  7. 録音場所
    パリ
  8. 録音レーベル
    PHILIPS
  9. レコード番号
    L 02071 L
  10. 録音種別
    MONO
  11. 製盤国
    NL(オランダ)盤
  12. レーベル世代
    えんじ色地にシルバーロゴ
CDの購入はアマゾンからできます。

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