「 アマデウス四重奏団らのモーツァルト/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「音楽の冗談」 DE DGG 2531 253 STEREO」を通販レコードとしてご案内します。
DE DGG 2531 253 アマデウス四重奏団 ライナー・ツェペリッツ ゲルト・ザイフェルト マンフレッド・クリーア モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク、音楽の冗談
- Record Karte
DE BLUELINE。1979年の優秀録音です。
- 演奏:アマデウス四重奏団
- ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
- ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
- マンフレッド・クリーア(ホルン)
- 録音:1979年4月29日〜5月2日 ミュンヘン、レジデンツ、プレナールザール.
- 録音プロデューサー:Günther Breest
- 録音エンジニア:Wolfgang Mitlehner
- 曲目
- モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 KV525
- モーツァルト/音楽の冗談 KV522
弦楽五重奏版の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」としてはステレオLP時代を代表する名演。貴重な(?)「音楽の冗談」とのカップリングです。
極限まで凝縮した名曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト長調 K.525の弦楽五重奏版は必聴。アマデウス弦楽四重奏団のメンバーに、コントラバスにライナー・ツェペリッツを加えて最少アンサンブルで演奏されています。彼らの感興溢れた演奏も聴きもの。
この曲の約2か月前に作曲されたパロディ曲「音楽の冗談」K.522《村の楽士の六重奏》との組み合わせも、このアルバムを面白くしています。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーである、ゲルト・ザイフェルトとマンフレート・クリアーのホルンとの共演もまた一興とはいえ、盛大(?)で大真面目なこの演奏はぜひ一聴すべきアルバムです。
尚、このアルバムの2曲は1979年録音で、ドイツ・グラモフォンとしてはかなり早い時期のデジタル録音でした。CDではデジタル表記されますが、本盤の裏表紙にはそういう記述はなされていません。デジタル録音と、アナログ録音の両方で行われただろうことは想像がつきますから、レコードはアナログ録音を元にしているのかもしれません。
この曲の約2か月前に作曲されたパロディ曲「音楽の冗談」K.522《村の楽士の六重奏》との組み合わせも、このアルバムを面白くしています。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーである、ゲルト・ザイフェルトとマンフレート・クリアーのホルンとの共演もまた一興とはいえ、盛大(?)で大真面目なこの演奏はぜひ一聴すべきアルバムです。
尚、このアルバムの2曲は1979年録音で、ドイツ・グラモフォンとしてはかなり早い時期のデジタル録音でした。CDではデジタル表記されますが、本盤の裏表紙にはそういう記述はなされていません。デジタル録音と、アナログ録音の両方で行われただろうことは想像がつきますから、レコードはアナログ録音を元にしているのかもしれません。
不朽の名演
― アマデウス弦楽四重奏団は1948年に結成され、1987年に活動が停止するまで、約40年もの長きにわたり演奏活動を続けてきました。アマデウス四重奏団は、1950年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、1960年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った 、レコードで聴く弦楽四重奏の楽しさの原点がここに結実している。
このモーツァルト弦楽四重奏曲のレコードは、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、不朽の名演として知られてきたものです。モーツァルトの弦楽四重奏曲を、これほど楽しく爽快に弾く四重奏団は他にない。その楽しさを共に感じることが出来る幸せ。ぜひ、どの曲からでも気軽に聴いていただきたいものです。とりわけ「ハイドンセット」での彫琢を極めた結果獲得した大きな立体性と、同時にのどかな詩情もあわせもった表現が忘れられない。最近のハイテクカルテットを聞き慣れた耳には、彼らのシンフォニックとまで評された重厚な響きはいささか鈍重に聞こえることは否めません。また、彼らの前の時代を代表する歴史的なカルテットのような味の濃さは求めることも出来ません。第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの個性がこの団体の個性として深く刻印されていたのも特徴と言えば特徴です。このブレイニンがもつ豊穣なロマン性がぴたりとツボにはまるとカルテットとしてもうまくいくのですが、そうでないときは意外とつまらない演奏をしてしまう、いい意味で癖の強いものである。古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展させた、濃厚で、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。ブラームスやドヴォルザークに繰り広げた潤いに満ちた表現で、4人の演奏家仲間がモーツァルトの音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくる。
ベートーヴェンの『第九交響曲」終楽章で、弦楽器だけのアンサンブルで奏でられる箇所があるが、弦楽四重奏の形態がクラシカル(古典派)音楽の基本だから、交響曲や管弦楽曲だけでなく、是非親しんで欲しいが〝弦楽四重奏曲の最高峰はベートーヴェン〟ときいて、それも後期の作品から、いきなり始めて辛気臭いと弦楽四重奏を敬遠してしまうことになったら不幸なことです。クラシック音楽の批評や、レコード紹介を生業としていて弦楽四重奏曲を苦手とすることはないものですが、パーソナルな面が浮き出るところかもしれません。それは選者の趣味、傾向が露呈すると言い換えられるでしょうが、わたしをクラシック音楽に没入させたのが、構造美や、旋律美、清廉な弦楽四重奏団のレコードでは無しに、決然としたエロティックがあるアマデウス四重奏団のブラームス演奏でした。表面的にはキレのある演奏に思えなかったのですが、どうしてもそれで片付けられない思いで長年聞き返すレコードになってくると、極めて濃密に絶妙に絡み合う充実度の高いアンサンブルは、この団体のポテンシャルの高さを如実に表していることに虜になってしまいました。
アマデウス四重奏団は、1950年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、60年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った、こうして遺された『モーツァルトの弦楽四重奏曲全集』は、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、古典派弦楽四重奏曲の構成力や緊張感は損なわず、低弦をおおらかに充実させ、優雅なメリハリをもたらして、温かさに満ち溢れた、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。
このモーツァルト弦楽四重奏曲のレコードは、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、不朽の名演として知られてきたものです。モーツァルトの弦楽四重奏曲を、これほど楽しく爽快に弾く四重奏団は他にない。その楽しさを共に感じることが出来る幸せ。ぜひ、どの曲からでも気軽に聴いていただきたいものです。とりわけ「ハイドンセット」での彫琢を極めた結果獲得した大きな立体性と、同時にのどかな詩情もあわせもった表現が忘れられない。最近のハイテクカルテットを聞き慣れた耳には、彼らのシンフォニックとまで評された重厚な響きはいささか鈍重に聞こえることは否めません。また、彼らの前の時代を代表する歴史的なカルテットのような味の濃さは求めることも出来ません。第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの個性がこの団体の個性として深く刻印されていたのも特徴と言えば特徴です。このブレイニンがもつ豊穣なロマン性がぴたりとツボにはまるとカルテットとしてもうまくいくのですが、そうでないときは意外とつまらない演奏をしてしまう、いい意味で癖の強いものである。古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展させた、濃厚で、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。ブラームスやドヴォルザークに繰り広げた潤いに満ちた表現で、4人の演奏家仲間がモーツァルトの音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくる。
ベートーヴェンの『第九交響曲」終楽章で、弦楽器だけのアンサンブルで奏でられる箇所があるが、弦楽四重奏の形態がクラシカル(古典派)音楽の基本だから、交響曲や管弦楽曲だけでなく、是非親しんで欲しいが〝弦楽四重奏曲の最高峰はベートーヴェン〟ときいて、それも後期の作品から、いきなり始めて辛気臭いと弦楽四重奏を敬遠してしまうことになったら不幸なことです。クラシック音楽の批評や、レコード紹介を生業としていて弦楽四重奏曲を苦手とすることはないものですが、パーソナルな面が浮き出るところかもしれません。それは選者の趣味、傾向が露呈すると言い換えられるでしょうが、わたしをクラシック音楽に没入させたのが、構造美や、旋律美、清廉な弦楽四重奏団のレコードでは無しに、決然としたエロティックがあるアマデウス四重奏団のブラームス演奏でした。表面的にはキレのある演奏に思えなかったのですが、どうしてもそれで片付けられない思いで長年聞き返すレコードになってくると、極めて濃密に絶妙に絡み合う充実度の高いアンサンブルは、この団体のポテンシャルの高さを如実に表していることに虜になってしまいました。
アマデウス四重奏団は、1950年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、60年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った、こうして遺された『モーツァルトの弦楽四重奏曲全集』は、彼らが最も充実した時期に録音されたもので、古典派弦楽四重奏曲の構成力や緊張感は損なわず、低弦をおおらかに充実させ、優雅なメリハリをもたらして、温かさに満ち溢れた、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。
プロダクト・ディテール(オリジナル盤)
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レーベルDeutsche Grammophon
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レコード番号2531 253
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作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
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楽曲
- アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- 音楽の冗談
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演奏者ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
マンフレッド・クリーア(ホルン)
アマデウス四重奏団- Violin [1st] – Norbert Brainin
- Violin [2nd] – Siegmund Nissel
- Viola – Peter Schidlof
- Cello – Martin Lovett
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録音年月1979年4月29日〜5月2日
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録音場所ミュンヘン、レジデンツ、プレナールザール
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録音プロデューサーGünther Breest
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録音エンジニアWolfgang Mitlehner
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録音種別STEREO
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製盤国DE(ドイツ)盤
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レーベル世代ブルーライン・レーベル
ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)
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商品番号353043
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盤コンディション良好です(MINT~NEAR MINT)
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ジャケットコンディション良好です
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価格5,500円(税込)
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商品リンク
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ショップ名輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
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ショップ所在地〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
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ショップアナウンスべーレンプラッテからお客様へ
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