GB RCA SB2155 ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団 ドヴォルザーク 交響曲7(2)番

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GB RCA SB2155 ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団 ドヴォルザーク 交響曲7(2)番

  • Record Karte

  • GB DARK RED GROOVED DECCA ED1相当, 160㌘重量盤 3D/1D
    • 演奏:ピエール・モントゥー指揮、ロンドン交響楽団
    • 録音:1959年10月19〜20日ロンドン、キングスウェイ・ホールでのモノラル&ステレオ録音。
    • ドヴォルザーク:交響曲7(2)番ニ短調作品70
《春休みに聴いておきたい交響曲8大名曲、LIVING STEREOリヴィングステレオ ― RCAの決定盤》

流動性と豪快さを備えた純音楽的名演。オーディオファイル盤としても一級品の仕上がりです。

晩年のモントゥーが取り上げた、当時はマイナーであったドヴォルザークの交響曲第7番。ドヴォルザークの交響曲第7番は8番・9番に比べれば圧倒的に録音が少ないが、(当時は第2番とされていた。)このモントゥーの名演によって広く知られるようになったと言われます。モントゥーがロンドン交響楽団を振った当盤は、ステレオ初期を代表する名盤。英国デッカの録音による米国オリジナル盤で、オーディオファイル盤としても評価が高い。

ピエール・モントゥーが晩年に遺した名盤の一つ。
モントゥーの指揮は冒頭から引きつけるものがある。一言で表現すれば〝大人の風格〟か、明快さ、明朗な演奏。若手のやる気満々の指揮者のような情熱の発散ぶりに驚きを禁じ得ません。メカニックな響きはどこにもなく、細部を緻密に掘り下げるのではなく、全体の曲の雰囲気作りと大きな有機的なフレージングを信条とした演奏は、今聴いても新鮮です。
曖昧な部分がなく、それでいてスケールは極めて大きい。テンポにもフレージングにもまったく無理がなく、表情はさりげないのに味わいがあって滋味豊か。第2楽章のアダージョなど抜群だ。いかにも好好爺を思わせる指揮ぶりが目に浮かぶ。一転して、第3楽章など80歳代半ばの指揮者とは思えないチャーミングさ。最終楽章も活力があり十分に壮大だ。
モントゥーは、ブルーノ・ワルターと同じで70歳を過ぎてから益々意気盛んといった感じの人物者。健康的な快速テンポはこの老人の何処に潜んでいるのだろうか、微妙なニュアンスの豊かさ、スポーツ的にとどまらない陶酔感、推進力を裏付ける音楽性 … 。
晩年残された録音は全て傾聴に値するといいたくなるほどの名演揃いで、加えて、最晩年になってもあまり衰えることの無かった気力・体力にも恵まれた所為か、ステレオ録音にも素晴らしい演奏がたくさん残されている。何かと共通点の多いワルターとモントゥー、永遠に其の名を刻む大家と言えよう。若いが年寄りめいた指揮者が多い昨今、モントゥーのような指揮者が現れる事希求します。
しかし思うにモントゥーというマエストロは、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」のセンセーショナルな初演等々近代音楽で名を馳せましたが、晩年に近づくにベートーヴェンやブラームスなどの古典モノに傾倒した指揮者ですね。
本盤は、同時期のドヴォルザークの交響曲第7番で唯一の録音。響きの豊かさでもさることながら、気品がありながらも高揚する場面も随所に備えた、まさにこの曲を味わうには最適の盤です。
当時まだ第7番はそれほど録音される機会は少なかった作品であり、どちらかと言うと有名な第8番や第9番「新世界より」と多少異なり、民族色を前面に出した解釈が多い曲でしたが、いち早く曲の魅力をグローバルに打ち出したモントゥーの指揮は出色でした。フランスとかドイツとかチェコとかイギリスとかを感じさせない。
カバー表紙の表記は「交響曲第2番 Op.70」だが現在は「交響曲第7番 Op.70」になる1961年初リリース盤。ドヴォルザークは、ほかに第4番の録音があるのみ。ドヴォルザークの交響曲録音で、モントゥーを思い出す方は殆どいないだろう。曲と指揮者が結びつかない。実際モントゥーは4、7番の2曲しか録音していない。2曲とも1959年の英国録音でオーケストラはロンドン交響楽団。それにしてもロンドン響はドヴォルザークの名演が多い、米国のオーケストラとは異なる味わいがある。ロンドン響のアンサンブルは洗練されているといえないが、金管を中心とした荒ぶる魂の表出は素晴らしい。
モントゥーはフランス人(後にアメリカ国籍)で温厚で洒落たイメージだが予想外。ラファエル・クーベリックのような劇的な演出はないが熱く燃えた演奏だ。とにかく一途な情感と説得力がある。小細工はなしで突き進む。丁度オランダPHILIPSに録音したドビュッシーやラヴェル、シベリウスの交響曲第2番等のような雰囲気が出ている。録音場所は英国ロンドンの、キングスウェイ・ホールで音質は低域は厚くないが明確で良好。
もちろん本盤は欧州セッションですから、蜜月関係にあった英デッカチームのミシャエル・プレムナー、エンジニアは大御所ケネス・ウィルキンソンが担当した録音だ。現在では英デッカ・レーベルで聴くことが出来るが、初発はアメリカRCA LIVING STEREO レーベルからリリースされた。英デッカ社が録音に協力した旨、英国プレスのレコードであると、レーベルに説明があります。

LPアナログレコード・ミステリー》

「新世界より」は5番。LPレコードでは番号が違う、ので間違わないように。

一人の作曲家が同じジャンルの曲を複数作った場合、交響曲第1番、ピアノ協奏曲第3番といった具合に通した番号が付きます。どんな作曲家でも、番号は作曲された順に付けられるのかと思いきや、結構例外があります。
ドヴォルザークが作曲した交響曲は、20世紀中頃までは、5曲とされてきました。LPレコードが普及していく時代。最後の《新世界より》が第5番だったわけです。SPレコード時代によく聴かれていたレオポルド・ストコフスキー、アルトゥーロ・トスカニーニのレコードでは第5番となっています。
ドヴォルザーク研究の上では、後に初期の4曲が発見され、番号が再整理されることとなりました。楽譜の確認はできていて、ドヴォルザーク原典版は刊行されていましたが、西側でも同じくするまでには時間が必要でした。レコードがモノラルからステレオになる頃が過度期と言えそうです。ヘルベルト・フォン・カラヤンのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団盤の初版は「5番」と小さくありながら、「新世界より」を大きくデザインしています。第2版で「5番(9番)」と変わり、その後は「9番(5番)」を経て、「9番」となります。番号は小さい印刷でされていることから、ドヴォルザーク研究の結果をレコード製作者は知っていたと想像できます。
それまで出版順だったのが、作曲順に番号が整理されていく転換期であったことをこの時期のレコード・ジャケットの印刷は実感させてくれる。ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団の本盤など、交響曲第7番が「2番」として表記されています。
ドヴォルザークの楽譜は複数の出版社から発表されています。ドヴォルザークの交響曲第6番作品60は、ドヴォルザークの交響曲としては最初に出版されたため、これが当初は交響曲第1番とされていた。その後につづく交響曲と、現在の番号との対比は次のようになっています。
当初は第2番とされていた交響曲が7番になるのだからと、順繰りだと、「新世界より」は4番ということになってしまう。ところが、第3番とされていた交響曲は現在5番で、4番が現在の8番、第5番は「新世界より」で0番という次第。ドヴォルザークの作品を出版した、ジムロック社のビジネス上の思惑もあり作品番号で容易に並べ替えられないジレンマもあります。
ところが、ドヴォルザークが渡米していて、「新世界」交響曲を作曲する間に、ジムロックはドヴォルザークの若いころの交響曲を、第3番として出版したのです。
ドヴォルザークの交響曲はワーグナーの影響が濃く、若いころの作品では、ワーグナーの楽劇『ワルキューレ』からの和音進行が顔を出すほどですが、後期三大となる交響曲は、スラブ風の牧歌的な作風となっていきます。スコアはドヴォルザークがジムロックに託していたのですが、以前の曲だからという作曲家の添え書きを無視して、新作として作品番号76番を付けて出版しました。そのため、作風は一気に若書きの体となるのです。

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1958年ステレオ時代の到来と共に、米RCAはフリッツ・ライナー(Fritz Reiner, 1888年12月19日〜1963年11月15日)指揮シカゴ交響楽団と専属契約を結び、数々の名演奏を録音しました。
〝Living Stereo〟は最も自然でありスリリングな録音で、現在でも他の録音に全く劣らないものです。1954年は、まだステレオは実験段階だったと思いますが、当時の先進企業米国RCAは、いち早くステレオ技術を取り入れた、見事な録音を行っています。
其の代表作が、偉大なRCAステレオ録音第一号盤、LSC1806の「ツァラトゥストラはかく語りき」(ライナー指揮シカゴ響)だったのではなかろうか。

録音史に残る名録音 ― LIVING STEREO

1950年代半ばから1960年代初頭、ステレオ技術にこそレコードの将来性を感じたRCAは積極的に2チャンネルおよび3チャンネル録音を推進。ライナー、ミュンシュ、モントゥー、ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フィードラーなどの名演奏家たちの決定的な解釈が、ずば抜けた鮮度と立体感を誇る音質によって次々と録音されました。
1958年になってウエスタン・エレクトリック社によりステレオLPレコードの技術が開発され、同じ年、RCAはついに念願のステレオLPレコードを発売、『ハイファイ・ステレオ』の黄金時代の幕開けを告げたのです。
RCAのチーフ・エンジニア、ルイス・レイトンを中心に試行錯誤を経て考え抜かれたセッティングにより、ノイマンU-47やM-49/50などのマイクロフォンとRT-21(2トラック)やAmpex社製300-3(3トラック)といったテープ・デッキで収録されたサウンドは、半世紀近く経た現在でも、バランス、透明感、空間性など、あらゆる点で超優秀録音として高く評価されています。

フリッツ・ライナー=シカゴ交響楽団のアメリカRCAレーベルへの録音は、1954年3月6日、そのシカゴ響の本拠地オーケストラ・ホールにおけるリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」のセッションで始まりました。この録音は、その2日後に録音された同じリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」と並び、オーケストラ・ホールのステージ上に設置された、わずか2本のマイクロフォンで収録された2トラック録音にも関わらず、オーケストラ配置の定位感が鮮明に捉えられており、録音史に残る名録音とされています。
ステレオ初期のカタログではセミ・プロ仕様の2トラック、19センチのオープンリール・テープは数が限られていましたが、その中でもミュンシュ=ボストン交響楽団のRCAレーベルへの録音は比較的多く存在していました。
これ以後、1963年4月22日に収録された、ヴァン・クライバーンとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番まで、約10年の間に、モーツァルトからリーバーマンにいたる幅広いレパートリーが、ほとんどの場合開発されたばかりのこのステレオ録音技術によって収録されました。
ヤッシャ・ハイフェッツ、アルトゥール・ルービンシュタイン、エミール・ギレリス、バイロン・ジャニスなど、綺羅星の如きソリストたちとの共演になる協奏曲も残されています。
何れもちょうど円熟期を迎えていたライナー芸術の真骨頂を示すもので、細部まで鋭い目配りが行き届いた音楽的に純度の高い表現と引き締まった響きは今でも全く鮮度を失っていません。
これらの録音は「リビング・ステレオ」としてリリースされ、オーケストラの骨太な響きや繊細さ、各パートのバランス、ホールの空間性、響きの純度や透明感が信じがたい精度で達成された名録音の宝庫となっています。

プロダクト・ディテール(オリジナル盤)

  1. オーケストラ
    ロンドン交響楽団
  2. 指揮者
    ピエール・モントゥー
  3. 作曲家
    アントニン・ドヴォルザーク
  4. 曲目
    交響曲7(2)番
  5. レーベル
    RCA
  6. レコード番号
    SB2155
  7. 録音年月日
    1959年10月19、20日
  8. 録音場所
    ロンドン、キングズウェイ・ホール
  9. 録音種別
    STEREO
  10. 製盤国
    GB(イギリス)盤
  11. 製盤年
    1961
  12. レーベル世代
    DARK RED GROOVED DECCA ED1相当
  13. レコード盤重量
    160㌘
  14. Stamper
    3D/1D

CDはアマゾンで購入できます。
ドヴォルザーク:交響曲第7番
モントゥー(ピエール)
ユニバーサル ミュージック クラシック
2005-04-27



Dvorak/Elgar: Symphony No. 7/E
Pierre Monteux
Eloquence Australia
2012-03-27



BRAHMS/ SYMPHONY No.2,OVERTURES
PIERRE MONTEUX
ELOQUENCE
2016-05-20



PIERRE MONTEUX/ CONCERTGEBOU
Pierre Monteux
FACTORY OF SOUNDS
2018-07-13



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