「 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シベリウス 交響曲第6&7番 JP DGG SMG2052」を通販レコードとしてご案内します。

JP DGG SMG2052 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シベリウス 交響曲第6&7番
JP ALL RIGHTS TULIP初出, 170g重量盤
- Record Karte
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- 1967年4月(第6番)、1967年9月(第7番)、ステレオ録音。
- ダーレン、イエス・キリスト教会
- ギュンター・ヘルマンスによる、優秀録音、名演、名盤。
匠の技で研磨されて美しい宝石に仕上がっている。
作曲者自身が「自己作品の演奏における最高の解釈者の一人」と認めたカラヤンのシベリウス。帝王カラヤンのシベリウスは、素晴らしく美麗なサウンドによるゴージャスなシベリウス演奏。
レコードの録音技術が、ちょうどモノラルとステレオの時期にまたがったので、7番はモノラル、5番はステレオでの収録となった、フィルハーモニア管弦楽団時代から、シベリウスはカラヤンの重要なレパートリーのひとつで、3度目となったデジタル録音の時期まで、第3番以外の交響曲集を集中的にセッションを組んで録音しています。余談だがシベリウスが存命中カラヤンの演奏を「テンポが遅いが」素晴らしいと絶賛していたそうだ。
深層心理を探求したような内省的で晦渋な「交響曲第4番」は、ベートーヴェン以後の最大の交響曲作曲家であるシベリウス作品の中ではもっとも晦渋な佇まいをもっている。若きシベリウスのメロディーラインのはっきりとした名曲群と比べると、生死の境をさまよった後に作曲されたことが大きく表出している。シベリウス研究の権威であるセシル・グレイ(Cecil Gray, 1895〜1951 イギリスの作曲家で評論家。1935年に出版した「シベリウス 七つの交響曲」は翻訳もされている有名著作)が、「最初から最後まで、余分な音符は一つとしてない」とのたまい、交響曲第7番と並ぶ最高傑作という御宣託もあって評価が固まったという経過があります。
深層心理を探求したような内省的で晦渋な「交響曲第4番」は、ベートーヴェン以後の最大の交響曲作曲家であるシベリウス作品の中ではもっとも晦渋な佇まいをもっている。若きシベリウスのメロディーラインのはっきりとした名曲群と比べると、生死の境をさまよった後に作曲されたことが大きく表出している。シベリウス研究の権威であるセシル・グレイ(Cecil Gray, 1895〜1951 イギリスの作曲家で評論家。1935年に出版した「シベリウス 七つの交響曲」は翻訳もされている有名著作)が、「最初から最後まで、余分な音符は一つとしてない」とのたまい、交響曲第7番と並ぶ最高傑作という御宣託もあって評価が固まったという経過があります。
渇きを癒やす交響曲。シベリウスの音楽は、冷かなる水一杯。イヤーワームの交響曲。
他の多くの現代作曲家たちは、あらゆる色合いと銘柄のカクテルを作るのに忙しかったのに対して、私は聴衆に、純粋な冷たい水(pure cold water)を提供した。― シベリウスの日記
セシル・グレイは、その著作の中の、《交響曲第6番》を論じた章で、シベリウスの日記の言葉を引用した上で、他の多くの現代作曲家たちの音楽とシベリウスの音楽とのこのような関係は、シベリウスの他の作品群とこの《交響曲6番》との関係にもいえるとして、この交響曲は、シベリウスの音の泉からかつて流れ出た最も純粋で最も冷たい水(the purest and coldest water)である、と書いている。
その清冽さ、北欧の澄んだ空気と自然を思わせる響き。強い自己主張があるわけではなく、「清潔」であり、「純粋な冷たい水」を飲み干すように、いつでも、ぬるき現代社会に生きる渇きを癒してくれる。
その清冽さ、北欧の澄んだ空気と自然を思わせる響き。強い自己主張があるわけではなく、「清潔」であり、「純粋な冷たい水」を飲み干すように、いつでも、ぬるき現代社会に生きる渇きを癒してくれる。
カラヤンの演奏は「テンポが遅い」とシベリウスは絶賛した。
カラヤンのシベリウスは昔から評価が高かった。コリン・デイヴィス、パーヴォ・ベルグルンド、サイモン・ラトルの全集録音が二周三周した後も揺るがない、カラヤンの名演の一つだと思う。 https://t.co/busDNFoTgP
— 小田智敏 Tomoharu Oda (@blochbenjamin) October 19, 2023
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ラトルの次が勝負どころに思います。シベリウスの決定版。カラヤンの必聴盤として、プレスを重ねた故に、カラヤンの65年録音はマスターテープの劣化が限界で、デジタルの次の技術が保証されるまではリマスターはでないでしょう。だから、録音物としては極めつけはラトルの全集時代ということで長い治世になりそう。
プロダクト・ディテール(日本オリジナル盤)
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オーケストラベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン
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作曲家ジャン・シベリウス
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タイトルヘルベルト・フォン・カラヤン シベリウス「交響曲第6/7番」 DGG SLGM2052
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録音年月1967年4月(第6番)、1967年9月(第7番)
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録音場所ダーレン、イエス・キリスト教会
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録音エンジニアギュンター・ヘルマンス
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レーベル日本グラモフォン(Deutsche Grammophon)
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レコード番号SMG2052
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録音種別STEREO
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製盤国JP(日本)盤
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製造年1969
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レーベル世代ALL RIGHTS TULIP初出
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レコード盤重量170㌘
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カルテ(交響曲)1953年4月日本ポリドール株式会社が設立。1956年、日本グラモフォン (Nippon Grammophone Co., Ltd.) に改組。1959年、ステレオ・レコード発売開始。第1号はロリン・マゼール指揮ベルリン・フィル、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」(SLGM-1)から偉大ドイツグラモフォンわが国でスタートした。1971年11月、ポリグラム傘下のポリドール株式会社(Polydor K.K.、以下ポリドールK.K.)に社名変更。SLGM規格番号は日本グラモフォン時代の初期のチューリップ、その後のMG規格番号(このMG規格番号がオリジナル盤も存在)に分別できます。1968年発売のマルタ・アルゲリッチとクラウディオ・アバドのプロコフィエフ、ラヴェル(SLGM-1438)、アルゲリッチのショパン・リサイタル(SLGM-1440)が最後か。同年発売のナルシソ・イエペス(SMG-1466)、クリスチャン・フェラスとピエール・バルビゼのブラームス(SMG-1470)を経て、1969年発売のカラヤンとスヴャトスラフ・リヒテルのチャイコフスキー(MG 2061)がオリジナル盤として発売されます。1971年発売のHi-Fiカラヤン(MG 9901)が扱ったことがあるレコードとしては最後。
レコードの写真
CDはアマゾンで
サー・サイモン・ラトル
Berliner Philharmoniker Recordings
2015-11-21
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