NZ ANGEL WI3723 ジャクリーヌ・デュ=プレ ダニエル・バレンボイム ショパン フランク チェロ・ソナタ

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34-30987

通販レコード→NZ “WRC” ORANGE WITH BLACK LETTERING, STEREO 1枚組 110㌘重量盤, Release 1981, Stamper 4/4

NZ ANGEL WI3723 ジャクリーヌ・デュ=プレ ダニエル・バレンボイム ショパン フランク チェロ・ソナタ

商品番号 34-30987

弓を弦に走らせるとぞくぞくして、音楽の美しさで自分がはちきれそう

作曲家がある曲をページに記した瞬間から、それはもう彼のものでなく、私のものになるの

「スマイリー」と呼ばれる輝くばかりの笑顔、長い金髪をなびかせ、体全体を大きく揺らして情熱的に演奏するスタイルで世界中を魅了したジャクリーヌ・デュ=プレ。時代はザ・ビートルズが駆け抜けていった短い活動期間に重なる。英BBC放送は、彼女の活動を全力で応援していた。多忙な中でジャクリーヌは奇妙な症状に苦しむようになります。手足のしびれ、目のかすみ、転倒。日毎に増していく疲労感…。けれども「弓を弦に走らせるとぞくぞくして、音楽の美しさで自分がはちきれそう」、ひとたびステージに立てば、音楽の歓びに包まれるのです。多発性硬化症という病名が判明したのは、1973年10月でした。症状が悪化しても医師の診断は異常なしと言われればノイローゼだと周りに思われても仕方がない。そのような状態の彼女を支えたのが夫ダニエル・バレンボイム。キャンセル続きで人気の盛りを終わりかけていた頃の録音です。大した話題にもされなかったでしょう。曲も売れ筋ではないかもしれませんが、「作曲家がある曲をページに記した瞬間から、それはもう彼のものでなく、私のものになるの」と言っていた彼女の演奏を一番嬉しく微笑み返すのはショパンの《チェロ・ソナタ》でしょう。

  • Record Karte
    • 演奏:ジャクリーヌ・デュ=プレ(チェロ)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
    • 1971年12月、1972年10月ロンドン、アビーロード・スタジオ録音。
    • 曲目
      1. ショパン:チェロ・ソナタ
      2. フランク:チェロ・ソナタ

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