「 JP LONDON SLA1031 ズービン・メータ ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 ホルスト 惑星(見本盤)」を通販レコードとしてご案内します。
スペース・ファンタジー音楽の元祖。
当時新進気鋭のズービン・メータがロス・フィルと録音した名演。レコード・アカデミー賞受賞作。ジ・アブゾリュート・サウンド誌が優秀録音の中でも、そのBest7に選んだ超優秀録音盤。
ロスアンゼルス・フィルハーモニー管は、ハリウッド映画の音楽録音も担うこともあり、同コンビは大ヒット映画「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」組曲を英国DECCAからリリース。ジョン・ウィリアムズ指揮、ロンドン交響楽団のサウンドトラック盤とは、傾向の違いより引き締まった音楽づくりで、映画音楽の大ヒットを援護しました。
イギリスの作曲家、ギュスターヴ・ホルストの交響組曲《惑星》。オルガンも加わった壮大な響きと、静寂の楽章の柔和な表情、終楽章の幻想的な世界と、メータの巧みな棒が光ります。オーディオ・ファイル必聴の名盤。音質は極めて鮮明、厚味と迫力に溢れ、鮮烈且つ繊細な音を聴かせます。大音量で聴けば生理的快感且つ、官能を感じさせる音です。
ステレオはロンドン
ステレオ録音黎明期1958年から、FFSS(Full Frequency Stereophonic Sound)と呼ばれる先進技術を武器にアナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として君臨しつづけた英国DECCAレーベル。第2次世界大戦勃発直後の1941年頃に潜水艦ソナー開発の一翼を担い、その際に、潜水艦の音を聞き分ける目的として開発された技術が、当時としては画期的な高音質録音方式として貢献して、レコード好きを増やした。繰り返し再生をしてもノイズのないレコードはステレオへ。レコードのステレオ録音は、英国DECCAが先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。
この技術は1968年ノイマンSX-68を導入するまで続けられた。英DECCAは、1941年頃に開発した高音質録音ffrrの技術を用いて、1945年には高音質SPレコードを、1949年には高音質LPレコードを発表した。1945年には高域周波数特性を12KHzまで伸ばしたffrr仕様のSPレコード盤を発売し、1950年6月には、ffrr仕様の初のLPレコード盤を発売する。特にLP時代には、この仕様のLPレコードの音質の素晴らしさは他のLPと比べて群を抜く程素晴らしく、その高音質の素晴らしさはあっという間に、当時のハイファイ・マニアやレコード・マニアに大いに喜ばれ、「英デッカ=ロンドンのffrrレコードは音がいい」と定着させた。日本では1954年1月にキングレコードから初めて、ffrr仕様のLP盤が発売された。その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英DECCAはLP・EPにて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でもLPレコード3枚分の録音が同月28日まで続いた。そしてついに1958年7月に、同社初のステレオレコードを発売。その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとしてFFSSが使われた。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売。そのハイファイ録音にステレオ感が加わり、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。Hi-Fiレコードの名盤が多い。
- Record Karte
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- ズービン・メータ指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団。
- 1971年4月ロサンジェルス、カリフォルニア大学ロイス・ホールでのセッション録音。
- キングレコード製「溝無白テスト盤」英国同一最初期スタンパー。最初期盤「白テスト盤」のためオリジナルジャケット添付無、当時テスト盤用白ジャケット添付。
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