JP ERATO ERX2002-3 ジャン=ピエール・ランパル ロベール・ヴェイロン=ラクロワ ジャン・ユショ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ フルート・ソナタ全曲(輸入メタル使用盤・2枚組)

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「 JP ERATO ERX2002-3 ジャン=ピエール・ランパル ロベール・ヴェイロン=ラクロワ ジャン・ユショ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ フルート・ソナタ全曲(輸入メタル使用盤・2枚組)」を通販レコードとしてご案内します。

34-21774

通販レコード→JP 日本RCA社製, 輸入メタル使用盤・2枚組

JP ERATO ERX2002-3 ジャン=ピエール・ランパル ロベール・ヴェイロン=ラクロワ ジャン・ユショ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ フルート・ソナタ全曲(輸入メタル使用盤・2枚組)

商品番号 34-21774

《リラックスしたい時に効果的》

フルートの王者=ランパルの名技を余すところなく示す、バッハ芸術の最高峰の決定的名盤。外国盤以上の音質に仕上げた、素晴らしいオーディオファイル盤。

20世紀を代表するフルート奏者ランパルは、演奏至難とされていたバッハのフルート・ソナタを繰り返し演奏・録音して、フルートのレパートリーに定着させました。この録音は、ランパルにとって3度目、最初のステレオ録音で、禁欲的で真摯な演奏からは、バッハ作品に挑む、真剣勝負に似た意欲が伝わります。

ジャン=ピエール・ランパルは国際的な名歌手、ピアニスト、そしてヴァイオリニストに匹敵する高い評価と多くの聴衆を引き付けた最初の現代ソロ・フルート奏者だった。フルートは花形楽器だが、我々の世代はフルート=ランパルといった図式を思い描くほどの神様的存在だ。
フルート奏者のレパートリーにおける現代の基準、そして新曲の作曲は当時のエラート・レーベルとの共同により、プーランク以降の現代音楽、バロック時代の膨大な作品を復活させ彼の才能と存在はジェームズ・ゴールウェイやエマニュエル・パユなどのフルート奏者の次世代のために道を開いたのです。
彼のスタイルは非常に美しい音と驚異的な妙技によって特徴づけられ、壮大なる直感という意味を超えていました。高度に洗練された音楽性、非の打ちどころのないフレージングの優雅さ、音色の微妙な味付け、そして非常に魅力的な存在と見事な精神の感覚など、その特別なカリスマ性、楽器のために抱く情熱、驚くべき寛大さと若手音楽家の惜しみない激励 ― 彼はフルートを通じて、より多くの人に音楽をもたらすことが一意に適格であった。これらはムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、アイザック・スターンらと同等にあった。彼は魅惑的な音、独特の言い回し、素晴しい妙技によってフルート演奏のレパートリーの拡大を行いました。LPレコードの黄金時代の間に彼は多くの場合、燃えるような強烈さ、そして常に魅力的な解釈を基にし至難な作品の録音まで行った。
ヨハン・ゼバスチャン・バッハのソナタ集において特にランパルの美しさが現れているように感じられた。彼は演奏至難とされていたバッハのフルート・ソナタを繰り返し演奏・録音して、フルートのレパートリーに定着させました。本盤はランパルの5回にもわたるバッハ《フルート・ソナタ》集の3度目、最初のステレオ録音で禁欲的で真摯な演奏からは、バッハ作品に挑む真剣勝負に似た意欲が伝わります。

この「全集」には、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作として8曲が演奏されている。「バッハ作品目録(BWV)」によると、「2つのフルートと通奏低音ためのソナタ(BWV1039)」を加えた計7曲が載っているが、「新バッハ全集」には「BWV1031」と「BWV1033」が収録されていません。これは、この2作品については「真作説」と「偽作説」が対立していて結論が出ていないためです。しかし誰作であれ名作であることには変わりなし、息子の作品が父親作とされるくらい出来が良いということではないか。
しかも、このレコードで演奏されているのも、ヴェイロン=ラクロワ校訂版を使用してのものだ。その演奏が素晴らしいのは皮肉なものだ。
バッハ自身も他の作曲家の音楽を自由にアレンジをしていました。それもバッハの音楽だと言わざるを得ない真剣な音楽です。息子のエマヌエルが「J.S.バッハの作」として楽譜を遺しているからには自分は父親の一部だという姿勢をも感じさせられる。完全オリジナルな音楽だけを厳選することで真のバッハ像を明らかには出来ない。そう言うアレンジの部分も視野に入れてこそバッハの人間性は見えてこないとはおもえまいか。

常にむらなくたっぷりと楽器を鳴らし、恰幅の大きな音楽を繰り広げているランパルの優美で嫋やかな音色を一度でも聴くと、忽ちにランパルの信者になってしまう。ランパルの繊細さとロベール・ヴェイロン=ラクロワ節のからみ合いが何とも心地よい。
その音色を聴くにはLPレコードが一番いい。この頃のエラートの録音には華があった。真空管アンプは「Tube 200 W」。テープレコーダーは「Studer A-80」を使用したアナログ録音。輸入メタル原盤を使用して、「Westrex 3D MKⅡ」でカッティングされた、この2枚組は外国盤以上の音質に仕上げた、素晴らしいオーディオファイル盤です。

  • Record Karte
    • 演奏:ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(クラヴサン)、ジャン・ユショ(チェロ)
    • 録音:1962年1月22,25,27日, 1962年2月8日
    • Intégrale Des Sonates Pour Flute
      曲目
      Face-A
      1. フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030 – Sonate En Si Mineur Pour Flute Et Clavecin Bwv 1030
      2. フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031 – Sonate En Mi Bemol Majeur Pour Flute Et Clavecin Bwv 1031

      Face-B

      1. フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032 – Sonate En La Majeur Pour Flute Et Clavecin Bwv 1032
      2. フルートとチェンバロのためのソナタ BWV1020 – Sonate En Sol Mineur Pour Flute Et Clavecin Bwv 1020

      Face-C

      1. フルートと通奏低音ためのソナタ ホ短調 BWV1034 – Sonate En Mi Mineur Pour Flute Et Continuo Bwv 1034
      2. フルートと通奏低音ためのソナタ ハ長調 BWV1033 – Sonate En Ut Majeur Pour Flute Et Continuo Bwv 1033

      Face-D

      1. フルートと通奏低音ためのソナタ ホ長調 BWV1035 – Sonate En Mi Majeur Pour Flute Et Continuo Bwv 1035
      2. 無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV1013 – Partita En La Mineur Pour Flute Seule Bwv 1013

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