「 GB EMI ASD420 サー・トーマス・ビーチャム ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ロッシーニ ベルリオーズ メンデルスゾーン 序曲集 My Favourite Overtures」を通販レコードとしてご案内します。
GB EMI ASD420 サー・トーマス・ビーチャム ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ロッシーニ ベルリオーズ メンデルスゾーン 序曲集 My Favourite Overtures
商品番号 34-30155
通販レコード→GB WHITE & GOLD ED1 STEREO 155㌘盤[オリジナル]
アイロニー、ユーモア、ウィットに富んだイギリス楽壇の名物男の真に私的お気に入り集。
大富豪にして名指揮者のビーチャム卿が自ら設立したロイヤル・フィルを率いてEMIに録音した名盤。得意のロッシーニを始めとして選曲もビーチャムならではで、マーケティングとは無縁のまさに「マイ・フェイバリット」。躍動感あふれる名演揃いの序曲集です。録音も素晴らしくオーディオファイルにも推薦します。
エリザベス皇太后より〝ロイヤル〟の称号を贈られた名門オーケストラ ― ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)は1946年、当時イギリス随一の指揮者であったサー・トーマス・ビーチャムによって創設されました。ロンドンの格式あるオーケストラの中でも唯一その名称に〝ロイヤル〟を使うことを許され、エリザベス皇太后をパトロンに持つことを誇りとしています。その演奏は世界各地で絶賛され、独特の熟成した美しいアンサンブルとマイルドでエレガントな音色は、ビーチャムの時代から変わらぬ名演に満ちています。
大富豪の家に生まれたビーチャムは、その持っていた財力をすべて大好きだった音楽に注ぎ込むことのできた幸福な人だった。彼は自身の財産を投じてオーケストラや合唱団、歌劇組織を創設したが、それが現在でも活動を続けているロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やロイヤル・フィル、ナショナル・オペラだ。
19世紀に発足した器楽コンサートを主催する協会が運営するオーケストラが「ロイヤル・フィル」を名乗っていましたが、これはビーチャムが1932年に創設したロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の母体となったものでしたが、第二次世界大戦中はアメリカとオーストラリアで活動を行ったことを理由に、戦後に帰国すると演奏を拒否されたため新たに組織、つまり、フィルハーモニック協会とも王室とも運営上の関係は無かったわけで、ビーチャムの死後、エリザベス2世から正式に「ロイヤル」の称号を使うことが許され、故エリザベス皇太后がパトロンになるという経緯を持っています。
ビーチャムは音楽を正式に学んだことは一度としてなく、全て独学だったが、それでいて、指揮者として楽員に心底尊敬され、イギリス屈指のオーケストラに育て上げた。ここは大事なところ。趣味の拡大ではなくて天性の音楽家が、たまたま大金持の家に生まれ、好きなだけ使えたお金を「正しく」使ったということだ。半世紀以上にわたって活動を続け、彼の「財力と指揮活動」によってイギリスに紹介された作品も数多い。いや、偉大な趣味人だったのかも。
ビーチャムは職業指揮者ではないので、ビーチャムの音楽観でまとめられた録音ばかりだ。批評家が何を書こうが怖くなかったし、人気と支持を受け続ける必要などなかった。自分が育てた庭の果実を味わうだけで良かったのだから。特別な空間で生きている大物だったから、その伸び伸びとした音楽を満喫できるんだろうな。
その手腕はコンサートに、オペラに発揮され、その音楽は魅惑とエレガンスに満ち、高揚すると火を噴くような激しいものとなりました。機知に富んだビーチャムの粋な音楽作りはここでも一際生彩を放っている。
大富豪の家に生まれたビーチャムは、その持っていた財力をすべて大好きだった音楽に注ぎ込むことのできた幸福な人だった。彼は自身の財産を投じてオーケストラや合唱団、歌劇組織を創設したが、それが現在でも活動を続けているロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やロイヤル・フィル、ナショナル・オペラだ。
19世紀に発足した器楽コンサートを主催する協会が運営するオーケストラが「ロイヤル・フィル」を名乗っていましたが、これはビーチャムが1932年に創設したロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の母体となったものでしたが、第二次世界大戦中はアメリカとオーストラリアで活動を行ったことを理由に、戦後に帰国すると演奏を拒否されたため新たに組織、つまり、フィルハーモニック協会とも王室とも運営上の関係は無かったわけで、ビーチャムの死後、エリザベス2世から正式に「ロイヤル」の称号を使うことが許され、故エリザベス皇太后がパトロンになるという経緯を持っています。
ビーチャムは音楽を正式に学んだことは一度としてなく、全て独学だったが、それでいて、指揮者として楽員に心底尊敬され、イギリス屈指のオーケストラに育て上げた。ここは大事なところ。趣味の拡大ではなくて天性の音楽家が、たまたま大金持の家に生まれ、好きなだけ使えたお金を「正しく」使ったということだ。半世紀以上にわたって活動を続け、彼の「財力と指揮活動」によってイギリスに紹介された作品も数多い。いや、偉大な趣味人だったのかも。
ビーチャムは職業指揮者ではないので、ビーチャムの音楽観でまとめられた録音ばかりだ。批評家が何を書こうが怖くなかったし、人気と支持を受け続ける必要などなかった。自分が育てた庭の果実を味わうだけで良かったのだから。特別な空間で生きている大物だったから、その伸び伸びとした音楽を満喫できるんだろうな。
その手腕はコンサートに、オペラに発揮され、その音楽は魅惑とエレガンスに満ち、高揚すると火を噴くような激しいものとなりました。機知に富んだビーチャムの粋な音楽作りはここでも一際生彩を放っている。
- Record Karte
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- ロッシーニ「泥棒かささぎ」1958年11月5日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ。
- メンデルスゾーン「真夏の夜の夢 Op.21~序曲」1958年11月6〜7日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ。
- ロッシーニ「婚約手形」1958年11月7日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ。
- メンデルスゾーン「美しいメルジーネの物語 Op.32~序曲」1958年11月6日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ。
- ベルリオーズ・序曲「海賊」Op.21、1958年11月7日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオでのステレオ・セッション録音。
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