JP CBS/COLUMBIA DXM6C ブルーノ・ワルター ニューヨーク・フィル ゼーフリート トゥーレル シモノー ウォーフィールド ウェストミンスター合唱団 モーツァルト レクイエム

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「 JP CBS/COLUMBIA DXM6C ブルーノ・ワルター ニューヨーク・フィル ゼーフリート トゥーレル シモノー ウォーフィールド ウェストミンスター合唱団 モーツァルト レクイエム」を通販レコードとしてご案内します。

34-25980

商品番号 34-25980

通販レコード→JP 1968年6月発売 日本コロムビア製 米国COLUMBIA同一スタンパー使用 160㌘重量盤

これが全世界を100年間、感動させてきたクラシックの名盤だ ― 合唱もオーケストラも、壮大な演奏を繰り広げているのが伝わってくる。壮麗な響きと速めのテンポによる緊迫感に満ちた解釈はモーツァルトの音楽の核心を突き、人類愛に満ちた歴史的名演として刻まれている。音楽そのものを掘り深く描き尽くした、ブルーノ・ワルターならではのモーツァルト『レクィエム』。神に愛された天才音楽家ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、1791年12月5日午前0時55分に神の身元へ逝った。ハイドンやベートーヴェンの葬儀と比べると彼の死を悲しむ参列者は僅かでしかなかったが、天衣無縫の音楽は忘れ去られることなく人々に愛され続け、1956年にモーツァルトの生誕200年を記念して録音されたレコードは多数が現在も愛聴されている。そうした中にあって本盤は『レクィエム』の歴史的名盤。大編成のオーケストラと合唱団を壮麗に鳴らし、ワルターのモーツァルトへの愛、ひいては人類への愛すらも滲み出る名演を成し遂げています。ワルターとオットー・クレンペラーのレパートリーはモーツァルトとマーラーの音楽が大きな柱の一つになっている。周知の通り、ともにユダヤ人であるワルターとクレンペラーはマーラーの直弟子にあたり、マーラーを熱心に取りあげていた。ワルターの演奏は情緒的とされながら、音の出し方は似ている。ワルターは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽員によく極端な対象を要求した。例えばモーツァルトの交響曲のピアニッシモのところで、オーケストラがまだ弾きはじめないうちに中断して、『皆さん、もう大きすぎます』と言うことがあった。また歌劇『フィガロの結婚』の序曲の練習では、やはりオーケストラが弾き始める前に中断して、『皆さん、もうテンポが遅すぎますよ』というのであった。こうしたことはワルターの個性というより、同世代の指揮者の特徴である。ワルターの演奏スタイルを簡潔な言葉で表すと、戦前の典雅、戦後の雄渾、晩年の枯淡ということになると思う。どれも魅力があるが、ニューヨーク・フィルハーモニックとのモノラル録音では固まりとなってぶつかってくるような音は出さず、その出す音色は綺麗に磨き抜かれていることを強く感じる。ニューヨーク・フィルと言わなければヨーロッパのオーケストラの演奏だと錯覚しそうな仕上がりで、名花イルムガルト・ゼーフリート(Irmgard Seefried)、黒人歌手の草分けの一人ウィリアム・ウォーフィールド(William Warfield)など、ヨーロッパ勢とアメリカ勢からなる独唱陣の熱演も特筆されます。

イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、ジェニー・トゥーレル(アルト)、レオポルド・シモノー(テノール)、ウィリアム・ウォーフィールド(バス)、ジョン・フィンリー・ウィリアムソン指揮ウェストミンスター合唱団、ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック。1956年3月10,12日ニューヨーク、カーネギー・ホールでのモノラル・セッション録音。
JP CBS/COLUMBIA DXM6C ワルター/ニューヨークフ…
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