「 US RCA LSC2609 フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団 リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」」を通販レコードとしてご案内します。
US RCA LSC2609 フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団 リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
商品番号 34-29255
通販レコード→US NOT FOR DEMONSTRATION SALE再発盤
パイプで煙草を燻らせて、アルコール臭も漂わせながら男らしく仕事を仕上げていく。 ― ライナー=シカゴ響にとって最初のステレオ・セッションとなった記念碑的名盤。最小限のマイクロフォンで収録されながら、1954年という年代が信じられないほどの臨場感のある超絶録音。強い意欲と並々ならぬ緊張感がわき起こる作品。第2次世界大戦中のドイツ楽壇を背負って大編成オーケストラで圧倒する続々と作曲したリヒャルト・シュトラウスの絢爛豪華な音響に酔える名曲を、一世を風靡した名指揮者フリッツ・ライナーが指揮した。だけでなく、そのメリハリのある指揮ぶりに機敏に反応したシカゴ交響楽団との黄金時代をもたらした、このRCA LIVING STEREOのライナーが振る交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》は、まさに永劫回帰の英雄のなすもので、リヒャルト・シュトラウスの録音史上における結びつきにも定評があります。ピッツバーグ交響楽団音楽監督時代にすでに4つのオーケストラ作品 ― 交響詩『ドン・ファン(1941年1月9日)』『ドン・キホーテ(1941年11月15日、チェロ独奏は、グレゴール・ピアティゴルスキー)』『英雄の生涯(1947年11月10日)』、組曲『町人貴族(1946年2月4日)』をCOLUMBIAにSPレコード録音していますし、1953年にシカゴ響の音楽監督に就任し、1954年3月6日と8日、RCAへの最初の録音に選んだのも交響詩『英雄の生涯』と『ツァラトゥストラはかく語りき』でした。かつてライナーがドレスデン宮廷歌劇場の指揮者を務めていた時期(1914〜1921)にはすでに交流があり、『影のない女』のドイツ初演をはじめ、『エレクトラ』『サロメ』『ばらの騎士』といったリヒャルト・シュトラウスの主要オペラを積極的に紹介していました。また1949年からのメトロポリタン歌劇場時代の幕開けを飾ったのが『サロメ』であり、このセンセーションナルな上演と成功こそが、アメリカにおけるライナーの名声を確固たるものとし、シカゴ響の音楽監督就任への道を作ったとも言われています。以後、ライナーは米RCAにシカゴ響との多くの名録音を残しましたが、それ以外のオーケストラとの録音を英デッカにも残しました。ただし、ハンガリー出身のライナーの厳格な造型性は、恣意的な崩れを許さない。〝十八番〟にしていた現代ではとても味わえないようなリヒャルト・シュトラウスだけに、ツボにはまってしまうと、彼等の演奏でなければ満足出来ない境地に陥ること間違いなし。早速、羊飼い無き迷える幾万の子羊が奏でる音を聞く前に、古き良き時代の演奏だと侮らずに聞いて欲しい。
- Record Karte
- 1954年3月8日シカゴ、オーケストラ・ホールでの最初となったセッション、ステレオ録音。
CDはアマゾンで
from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/uADxUB4
via IFTTT





![R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 [xrcd]](https://m.media-amazon.com/images/I/51mRpXgVp7L._SL160_.jpg)
