DE CBS 76713 マルタ・アルゲリッチ シューマン 幻想曲 幻想小曲集

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「 DE CBS 76713 マルタ・アルゲリッチ シューマン 幻想曲 幻想小曲集」を通販レコードとしてご案内します。

34-20044

通販レコード→DE DARK GLAY WITH BLACK LETTERING 独ダーク・レッド銀文字盤

商品番号 34-20044

愛するクララを想い、愛情を傾けてシューマンは創作に熱中した。 ― 作曲家の創作力にクララほど影響を及ぼした女性は稀だ。波頭のような流れの伴奏の上に3連符の上昇メロディが顔を出し、荒れ狂う海の描写を思わせる第5曲「夜に」は《幻想小曲集》(Fantasiestücke)全体の中心楽章。シューマンはクララに宛てた手紙の中でE.T.A.ホフマンの「ヘロとレアンダー」という物語に出てくる、灯台の下で待つ女のもとへ男が海を泳いでやってくるエピソードを引用し、「「夜に」を弾くときにこのイメージを忘れられない」と書いています。「夜に」はシューマンとクララの恋愛の苦難をそのまま描写している音楽だ。アルゼンチン出身のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの得意とするシューマン作品集。1966年のニューヨークにおけるアルゲリッチのリサイタル・デビューでもプログラムに入っていた「幻想曲」など、彼女の卓越した表現力が光る。集中力といい、テクニックといい間然とするところのないもので一息に聴かせる力をもっている。音色も透明感があり美しい。鮮やかな指さばきを駆使して、鋭い求心力で作品の本質に切り込んでゆく一枚。最も好きな作曲家はシューマンと語るアルゲリッチですが、これまでのところ、《幻想曲》と、《幻想小曲集》に関してはセッション録音はほかに無いようなので、この若き日の録音を収めた存在は貴重です。ここでのアルゲリッチの演奏はシューマン若き日の楽想の変化の激しさをみごとにあらわしたもので、激したり沈んだりする多彩な表情と音色の変化の目まぐるしさは、名手アルゲリッチとしてもこの時期だけのものかもしれません。1976年録音。アルゲリッチはドイツ・グラモフォンからデビューしたことが印象深いが、この録音当時はイタリアのRICORDI社がドイツ・グラモフォンと併行してアルゲリッチと契約していた際に録音されたが、加えてRICORDI社が様々な会社と販売契約を結んだため、これまで日本でもCBSソニーや学研、EMIなどから発売された。近年RICORDIがBMGに買収されて伊BMGとなったことでRCAレーベルでリリースされるようになって安定して購入できるようになって話題にもなったばかりだったが2008年にソニーがBMGの持ち株分50%を買収して、そのRCAレーベルもソニー・ミュージックエンタテインメントで現在は発売されている。
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  • 1976年録音。1978年発売。

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