GB DECCA SXL6526 ヴィリー・ボスコフスキー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Welcome the New Year (1971)

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「 GB DECCA SXL6526 ヴィリー・ボスコフスキー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Welcome the New Year (1971)」を通販レコードとしてご案内します。

34-21198

商品番号 34-21198

通販レコード→英ナローバンドED4盤

ヨハンのワルツはリヒャルトの交響楽章に引けをとらない実の詰まった音楽。DECCAのスタッフはオペラ・プロジェクトと同じように力を尽くしている。 ― ボスコフスキーこそが、楽団と共に成長した叩き上げのコンサートマスター ー 30年も勤めました ー といえる存在で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の面々は、いってみれば家族のようなもの。そんなこともあって、クレメンス・クラウス亡き後のニューイヤー・コンサートを引き継いだのち、25年もの長きにわたってこの名物コンサートを指揮することになったのでしょう。ともかく20世紀のヨハン・シュトラウスの生まれ変わりとしてウィーン楽団に齎したヴィリー・ボスコフスキーの功績は大きい。名手揃いのウィーン・フィルの面々が、いつになくリラックスした様子でシュトラウス作品の演奏に取り組むさまが、本盤を聴く度に目に浮かびます。レコードのステレオ録音は、英国DECCAが先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマンSX-68を導入するまで続けられた。それはちょうど社運をかけたプロジェクトワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』全曲盤の録音期間に当てはまる。ボスコフスキーがコンサート・マスターとして、ソロと指揮を兼ねたヨハン・シュトラウス・ファミリーのレコードも同様だ。〝指環〟の録音が行なわれたのと同じウィーンのゾフィエンザールで、ジョン・カルショーやエリック・スミス、ゴードン・パリーやジェームズ・ロックといったデッカの名プロデューサー、エンジニアたちが総力を結集して取り組んだ一連の録音であり、演奏・録音面では一切の手抜きが見られない点に大きな特色があります。その録音、臨場感、演奏全てが、満足できる域に達していることは言うまでもない。そして、1979年の「ボスコフスキー ニューイヤー・コンサート」が、同社初のデジタル録音として発売されている。斯くあるオペラのプロジェクトに、ヨハン・シュトラウスの録音が前哨戦と成っていることを思い巡らせながら試聴すると興味深いです。貴方の部屋が写真のウィーンのソフィエンザールの録音セッション会場に様変わりするくらい鮮明な録音です。英国プレスはリアリティが高く、コンサート会場に居るかのように音場が広がる。

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