FR PHILIPS 802 743LY ロリン・マゼール イヴリン・リアー クリスタ・ルートヴィヒ RIAS室内合唱団 ベルリン放送交響楽団 ペルゴレージ スタバト・マーテル

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「 FR PHILIPS 802 743LY ロリン・マゼール イヴリン・リアー クリスタ・ルートヴィヒ RIAS室内合唱団 ベルリン放送交響楽団 ペルゴレージ スタバト・マーテル」を通販レコードとしてご案内します。

34-12753

商品番号 34-12753

通販レコード→仏レッド〝Connaissanse DES ARTS〟銀文字盤

100人の作曲家から各人1曲だけ残すとしたら ― 俊才マゼールによってよみがえる、かなしみの旋律に彩られたイタリア古典の傑作。《スターバト・マーテル》=「悲しみの聖母」「聖母哀傷」は、わが子イエス・キリストが磔刑となった際、母マリアが受けた悲しみを思う、中世の詩の中でも極めて心を打つものの1つであり、中世以来、西洋音楽の多くの作曲家がこの詩に曲を付けている。中でもジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ、アントニオ・ヴィヴァルディ、ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージ、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ジョアキーノ・ロッシーニ、アントニン・ドヴォルザークのほか、ジュゼッペ・ヴェルディの最晩年の作品であるスターバト・マーテルの旋律を含ませた『聖歌四編』にはLPレコードの名盤が多い。近代作品ではカロル・シマノフスキ、フランシス・プーランク、アルヴォ・ペルト、クシシュトフ・ペンデレツキなどのものが著名で、美しくも格調高い音楽に心洗われます。それらの中にあって、抒情的な美しさと優しい歌と劇性にあふれていることで、ペルゴレージのものが燦然と輝いている。ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710.1.4-1736.3.17)は、中部イタリアに生まれ、その後ナポリで活躍した作曲家で当時絶大な人気を誇った。22歳にしてオペラ「奥様女中」で大成功し、その革新性でバロック音楽から古典派音楽への架け橋となった。オペラを数十曲、宗教作品・歌曲多数と声中心にその作品を残したが、結核で26歳で夭折してしまうという天才につきもの生涯であった。この《スターバト・マーテル》は、おそらく彼のその死の直前に完成させた最後の作品とされている。モダン・オーケストラで演奏したペルゴレージの《悲しみの聖母》をレコード録音で比較試聴する機会には、映画「アマデウス」公開後間近に発売されたクラウディオ・アバドの録音盤が引き合いに出されることが頻繁ですが、100人の作曲家から100枚を求められたら、選ぶのは確実なレコード。若き日のロリン・マゼールの名演。ベルリン放送交響楽団(現:ベルリン・ドイツ交響楽団)の首席指揮者時代(1964~1975)には、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲をはじめ、おもに当時のオランダ・フィリップスやドイツ・オイロディスクに多くの録音を残しました。演奏は、比較的編成の大きい弦楽オーケストラ、8曲目「肉体は死んでくちはてるとも」と最後の「アーメン」に合唱まで入ったマゼールの演奏で。ロマンの香り漂う名演。いまやピリオド楽器の小編成オーケストラ、ビブラートのない古楽的歌唱で歌われるのが当たり前となったこの曲、1966年に録音されたマゼールの盤を聴くと、隔世の感を感じずにはいられないでしょう。今となっては、あり得ない、濃厚な名演。でも、このしっとりとした弦楽のアンサンブル、しっかりと主張する独唱、アーメン合唱の切迫感など、他には換えがたい感動的な表現が多々あり、全曲を聴き終えた後の充足感は比類のないものです。

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