FR ERATO STU71016 アラン・ロンバール ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 ムソルグスキー 展覧会の絵 禿山の一夜

「 FR ERATO STU71016 アラン・ロンバール ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 ムソルグスキー 展覧会の絵 禿山の一夜」を通販レコードとしてご案内します。

34-17995

商品番号 34-17995

通販レコード→仏ブラック銀文字盤 GRAVURE UNIVERSELLE

若さが煮えたぎる迫力のムソルグスキー! ― アラン・ロンバールが、その若さを存分に叩きつけました。ロンバールは1976年、手兵のストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団を率いて初来日し、またその後、単身でも来日しているが、いわゆるフランスの指揮者らしい、繊細で緻密なパステル画を思わせる、優しい音楽を聴かせるばかりの指揮者ではない。むしろロマンティックで色彩的な、感情の揺れの激しい音楽を特徴にしている。そして輝かしいバトン・テクニックと、ダイナミックな迫力を合わせ持ち、特にリズムの切れの良さにロンバールの個性が窺われる。その意味で本盤は、ロンバールの持ち味を存分に発揮するものといえるだろう。1970年代半ばに、彗星のようにあらわれたロンバールは、1940年生まれのパリ出身。録音のとき30歳代で、表紙の写真から分かる通り、ダンディーな指揮者でした。1971年からは、母国ストラスブール・フィルの音楽監督となり、エラートとの契約も成立し、当時、オーケストラ録音にこぎ出したフランス・エラートの看板コンビとして、大量の録音を残しました。弦楽器のアンサンブルは筆致がはっきりしており、管楽器は輪郭が明瞭に感じられる。積極的な強弱の変化で音楽を聴かせる。テンポを落とすところもありますが、基本的には速いテンポで進みます。ストラスブールという町はドイツとフランスの国境付近にあり、独仏両方の文化を持つという。ムソルグスキーの《展覧会の絵》よりも、《はげ山の一夜》の畳み掛けるようなような演奏にそれを感じることができる。金属的な響きがするヴァイオリン。トロンボーンを主体にする旋律は抑え目で柔らかく。トゥッティの響きが薄い。エラートの特色がでていて、全体的には大人しい響きの録音です。レコード芸術誌で小股の切れあがったナイスな演奏と評しておりましたが、メジャーに躍り出ることは、いまに至るまでなかったけれど、エラート時代に残した演奏の数々は、古豪レーベル復活をかけたエラートの熱意と、ほぼ録音などなかった指揮者とオーケストラの前向きさ。それらが融合した結果のものか。ピエール・アモイヤルをソロにした、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、第2番は長岡鉄男の外盤A級セレクション第1巻60掲載盤として超優秀。《展覧会の絵》の「バーバ・ヤガーの小屋」は、1978年パリ国際音響フェスティバルに出品された「エラート・オーディオ・チェック’78」に採用され、装置の基本的なチェック(周波数特性、左右チェック、位相チェック)に続いて、最初に鳴り響く音楽でした。当時も今も、フランスのエスプリと、ストラスブールという多面的な顔を持つ街のオーケストラの特色を引き出した点で大いに評価されていい。ストラスブールは地政学的な文化面で言うと、ドイツであり、そして、政治的な存在としてはフランスなのです。ライン川を隔てて、ドイツのケールという街と一体化してます。さらに、地図で地名を見てみると、フランス内のストラスブール周辺は、ドイツ的な地名ばっかり。シュトラスブルク、ドイツ語では、そうなるんですね。EUの街、そして交通の要衝となってます。

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