「 FR ERATO STU71019 アラン・ロンバール ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 フランク 交響曲」を通販レコードとしてご案内します。
冴えたリズム、良く歌い、余韻を持った好演 ― ストラスブールという町はドイツとフランスの国境付近にあり、独仏両方の文化を持つという。1972年フランスの『地方の時代』に呼応して、新たに陣容が強化されたストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に迎えられ、同時にライン歌劇場の音楽特の兼任するようになり、アラン・ロンバールは持ち前のオーケストラ・ビルダーとしての才能を存分に発揮し、ストラスブール・フィルをフランス有数のオーケストラに育成した。古豪レーベル復活をかけたエラートの熱意と、ほぼ録音などなかった指揮者とオーケストラの前向きさ。それらが融合した結果のものか。30歳代の若さ漲る1970年代、エラートとの契約も成立し、当時、オーケストラ録音に漕ぎ出したエラートの看板コンビとして、積極的に録音を残しました。特に近代フランス音楽やロシア音楽、更にオペラでもモーツァルト、グノー、ビゼー、オッフェンバックの作品で、優れた解釈の名盤を数多く出した。いわゆるフランスの指揮者らしい、繊細で緻密なパステル画を思わせる、優しい音楽を聴かせるばかりの指揮者ではない。むしろロマンティックで色彩的な、感情の揺れの激しい音楽を特徴にしている。そして輝かしいバトン・テクニックと、ダイナミックな迫力を合わせ持ち、特にリズムの切れの良さにロンバールの個性が窺われる。その意味で本盤は、ロンバールの持ち味を存分に発揮するものといえるだろう。レコード芸術誌で小股の切れあがったナイスな演奏と評しておりましたが、メジャーに躍り出ることは、いまに至るまでなかったけれど、エラート時代に残した演奏の数々は、ピエール・アモイヤルをソロにした、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、第2番は長岡鉄男の外盤A級セレクション第1巻60掲載盤として超優秀。ムソルグスキーの《展覧会の絵》の「バーバ・ヤガーの小屋」は、1978年パリ国際音響フェスティバルに出品された「エラート・オーディオ・チェック’78」で装置の基本的なチェック(周波数特性、左右チェック、位相チェック)に続いて、最初に鳴り響く音楽でした。当時も今も、フランスのエスプリと、ストラスブールという多面的な顔を持つ街のオーケストラの特色を引き出した点で大いに評価されていい。ストラスブールは地政学的な文化面で言うと、ドイツであり、そして、政治的な存在としてはフランスなのです。ライン川を隔てて、ドイツのケールという街と一体化してます。さらに、地図で地名を見てみると、フランス内のストラスブール周辺は、ドイツ的な地名ばっかり。シュトラスブルク、ドイツ語では、そうなるんですね。EUの街、そして交通の要衝となってます。
from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/65zmjDX
via IFTTT

