GB DECCA SPA377 フリッツ・ライナー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス ハンガリー舞曲 ドヴォルザーク スラブ舞曲

投稿日:

「 GB DECCA SPA377 フリッツ・ライナー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス ハンガリー舞曲 ドヴォルザーク スラブ舞曲」を通販レコードとしてご案内します。

34-19851
パイプで煙草を燻らせて、アルコール臭も漂わせながら男らしく仕事を仕上げていく。 ― この〝大家のゆとり〟に敏感に感応している名門オーケストラの献身。フリッツ・ライナー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の組合せは珍しく、本盤ブラームス、ドヴォルザーク各舞曲集も有名なレコードだ。ブラームスが大衆的な人気を得た作品である《ハンガリー舞曲集》と、ブラームスがその才能を高く評価し、何かと支援を続けたドヴォルザークの《スラヴ舞曲集》。両曲と縁のある、名門ウィーン・フィルを、一世を風靡した名指揮者ライナーが指揮した。だけでなく、そのメリハリのある指揮ぶりに、自発性に溢れた音楽性をもつオーケストラが、敏感に感じ取っているのが伝わってくる贅沢極まりない録音です。ロベルト・シューマンの妻であり、ピアニストであったクララ・シューマンのサロンではブラームスもつとめてピアノを弾いた。この《ハンガリー舞曲集》は最初は4手のためのピアノ曲として発表し、後にドヴォルザークも加わり管弦楽用に編曲され、今日我々が聴く《ハンガリー舞曲集》が完成した。一方、ドヴォルザークの《スラヴ舞曲集》は、ブラームスの強い勧めで作曲されたもので、最初は4手のためのピアノ曲として作曲が進み、途中からは管弦楽曲として作曲された。ブラームスの《ハンガリー舞曲集》に似て軽快で親しみやすい作品に仕上がっており、現在でもしばしば演奏される。ただし、ハンガリー出身で、シカゴ交響楽団に黄金時代をもたらしたライナーの厳格な造型性は、恣意的な崩れを許さない。ライナーは、米RCAにシカゴ交響楽団との多くの名録音を残しましたが、それ以外のオーケストラとの録音をデッカにも残しました。ライナーは、オーケストラを思うがままに引っ張ってゆく豪腕で知られた指揮者であったが、ウィーン・フィルでも情感と引き締まった指揮ぶりを見せた演奏。リズム感溢れた颯爽とした指揮なのだが、同時に全体がゆったりとした豊かな情感に包まれた演奏であることに気付かされる。手兵シカゴ響同様ライナーの厳格な統制の下、隅々にまで行き届いた緊張感があり、指揮者特有の美学に貫かれた名演が展開されています。全曲が順に演奏されているわけでもなく。一曲、一曲に有無も云わせぬ説得感がありことも相まって、トラック間次の曲に移る時間が、ゾクリと期待感をもたせます。そこがたまらなく魅力的でもあって、数ある舞曲集でこの盤は指揮者の個性が一際反映されているのではあるまいか。録音場所はウィーンのゾフィエンザール。ウィーン・フィルとの集中度の高いこの名演奏は、ジョン・カルショウのプロデュースにより見事な音響で収録されていることも特筆に値します。1950、60年代はオーケストラ・歌手とレコード会社の専属関係は厳しかった。録音時、ライナーは米RCAの専属であり、ウィーン・フィルは英デッカと専属契約を結んでいた。ウィーン・フィルとはこの時に、4週間をかけたヴェルディの「レクイエム」も録音したが、帰国後。心臓病の発作をおこして入院、すべてのコンサートをキャンセルして療養を余儀なくされた。病状に自覚があったのかは知らないが、予感のようなものはあったのではないだろうか。

続きを読む

from 100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード https://ift.tt/3zegnNZ
via IFTTT