GB CBS SET2013 バーンスタイン ロンドン響 スポーレンベルク ジョーンズ アンニアー レイノルズ プロクター ミッチンソン ルジャーク マッキンタイア マーラー 千人の交響曲

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「 GB CBS SET2013 バーンスタイン ロンドン響 スポーレンベルク ジョーンズ アンニアー レイノルズ プロクター ミッチンソン ルジャーク マッキンタイア マーラー 千人の交響曲」を通販レコードとしてご案内します。

34-536

商品番号 34-536

通販レコード→英ブルー・レーベル黒文字盤〝Walking Eye〟

全盛期のバーンスタインが溢れんばかりの情熱とエネルギーで、見事にこの曲の真価を表現しつくした。 ―  第4番は全集録音の第1弾となったもので、バーンスタインは当時41歳。すでに華々しいキャリアがあったとはいえ、その演奏はまだみずみずしく迷いなく思い切りの良いストレートな表現、躍動感に満ちた敏捷な演奏は作品との相性も抜群だった。以来、バーンスタインはDVD作品を含めて3度にわたってマーラーの交響曲全集を録音した唯一の指揮者でもあるが、1960年代を中心に手兵ニューヨーク・フィルハーモニックを軸として録音した史上初の〝マーラー:交響曲全集〟はアナログ3chでレコーディングされており、マーラーの管弦楽法のすべてを解き明かすような、素晴らしい音質で楽しめます。後年の再録音全集にはない熱気を湛えた演奏は、今でもベストワンと呼ばれるに相応しい人類の音楽遺産と言えます。録音は1960~1975年という15年の歳月にわたってはいるが、その内訳は、1960年から67年にかけて収録された交響曲第1番から第9番、1975年の第10番『アダージョ』に、ジェニー・トゥーレル独唱の『亡き子を偲ぶ歌』と『4つの歌曲』、ジャネット・ベイカー独唱の『亡き子を偲ぶ歌』、さらに、リンカーン・センターこけら落としで演奏された交響曲第8番の第1部、暗殺されたロバート・ケネディ上院議員の告別式で演奏された第5番のアダージェットという、2つの貴重なライヴにまで及ぶボリュームがある。第8番はロンドン交響楽団を起用して、実によい音。バーンスタインのうまさがよくわかる好演です。マーラーの交響曲の中でも特異な位置を占めるこの第8番は、ともするとこけおどし的な演奏になりかねない千人の演奏者を必要とするもの。エレナ・スポーレンベルク(ソプラノ)、グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)、ゲニス・アンニアー(ソプラノ)、アンナ・レイノルズ(アルト)、ノーマ・プロクター(アルト)、ジョン・ミッチンソン(テノール)、ウラディミール・ルジャーク(バリトン)、ドナルド・マッキンタイア(バス)、リーズ音楽祭合唱団、オービントン・ジュニア・シンガーズ、ハイゲート・スクール少年合唱団、フィンチレー児童音楽グループにロンドン交響楽団と合唱団。長大にして巨大な作品を、いささか強引ともいえる推進力で押しまくっており、その魅力を独自の視点から伝えている。濃厚な感情移入をみせる晩年の再録音とはまた違ったエキサイティングなもので、その熱っぽくストレートな訴えかけには、見事にこの曲の真価を表現しつくした魅力が溢れています。バーンスタイン壮年期の熱気と勢いが迸った演奏が楽しめる一枚だ。

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