GB DECCA SXL6130 マルコム・フレージャー ウラディーミル・アシュケナージ モーツァルト&シューマン 2台ピアノのためのソナタ、アンダンテと変奏曲

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34-17094

ブラック or ホワイト、2台のピアノで弾いているとは思えないほどの一体感 ― 清新で躍動感あるロシアン・モーツァルトを描き出している、ウラディーミル・アシュケナージは持ち前の明るく口当たりの良いタッチで、流麗に、わかりやすく料理している。良い意味で万人向きのピアノである。そして本盤で連弾するのは、アメリカ・セントルイス生まれのピアニスト、マルコム・フレージャー(Malcom Frager, 1935〜1991)。録音のためのピアノには、ベーゼンドルファーのインペリアルが使用されており、重厚な音色を堪能できます。ベーゼンドルファーのピアノはフランツ・リストの激しい演奏に耐え抜いたことで多くのピアニストや作曲家の支持を得、数々の歴史あるピアノ・ブランドが衰退していく中、その人気を長らくスタインウェイ&サンズと二分してきた。かつてベーゼンドルファーのピアノは1980年までショパン国際ピアノコンクールの公式ピアノの一つであった。ベーゼンドルファーのピアノを特に愛用したピアニストとしてはヴィルヘルム・バックハウスが有名。ジャズ界においては、オスカー・ピーターソンが「ベーゼン弾き」としてよく知られている。木の香り漂う温かい響きが特色のメーカー。オーストリア・ウィーンで製造。LONDON DECCAレーベルはベーゼンドルファーと契約しているようで、ラドゥ・ルプー、ホルヘ・ボレット、アンドラーシュ・シフ、アリシア・デ・ラローチャ、パスカル・ロジェ、ジュリアス・カッチェンなどはシューベルトの『ピアノ・ソナタ全集』やハイドンの『ピアノ・ソナタ』などウィーン古典派の作品を中心にベーゼンドルファーを弾いている。一方、ルドルフ・ブッフビンダーやシュテファン・ヴラダー、ティル・フェルナーなどの新しい若い世代のウィーンのピアニストはスタインウェイを弾いていて、あえて伝統的なベーゼンドルファーの使用を避けているようだ。音色は至福の音色と呼ばれる。ピアノ全体を木箱として鳴らす設計で、ズーンと太く伸びやかに鳴り響く低音域が魅力。スタインウェイを金管楽器に例えるなら、こちらは木管楽器といった印象でしょうか。弱点は大ホールで演奏する際のパワー不足。アシュケナージとフレージャーのハツラツとしたモーツァルトが聴ける。打鍵の粒が揃った演奏で、メロディラインははっきり聴こえる。実に細部まで美しく彫琢された、現代的なすこぶる明快な演奏です。磨きぬかれた輝かしい音色、ニュアンスに富んだ表現力、優れた音楽性、筋のよい安定したテクニックと、あらゆる面において現代のピアニストの水準を上を行く演奏を聴かせています。速いパッセージでもピッタリ合った演奏で、2台のピアノで弾いているとは思えないほどの一体感である。そして、アシュケナージがこよなく愛したというシューマンも渾身の演奏で、デッカの優秀録音に乗り素晴らしい仕上がりになっています。2台のピアノ、2台のチェロとホルンという珍しい編成の「アンダンテと変奏曲」は録音自体が貴重だし、シューマンのホルンという楽器への愛情も伝わる捨てがたい佳曲だ。これも品質の高い演奏で収録されており、ドビュッシーが編曲した「カノン形式の練習曲」を加え、このアルバムの価値をいっそう高めている。

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