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JP SONY SONC15003-4 ワルター・ニューヨークフィル MAHLER SYMPHONY NO.5/BRUCKNER TE DEUM
商品番号 34-23758
通販レコード→日本CBSソニー NOT FOR SALE見本盤 豪華布張りカートン入り
これがワルター唯一のマーラー交響曲第5番 ― 数多くの優れた音楽家がナチス・ドイツの暴挙を嫌い、憤怒の涙を流しながらヨーロッパからアメリカに亡命した。20世紀の悲劇。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーと並び称されたドイツの大指揮者、ブルーノ・ワルターもそのひとりである。ワルターが6歳からピアノを学び、シュテルン音楽院に入学した神童であったことはファンの間ではよく知られていますが、彼がピアノを弾いている演奏は、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番の弾き振りと、ロッテ・レーマンの歌うシューマンの歌曲の伴奏、自宅でのショパンなどの録音。キャスリーン・フェリアーの伴奏をかって出たエディンバラ音楽祭でのシューベルト、シューマンにブラームスの歌曲集や本盤で聴くことができるデジ・ハルバンとのマーラーの歌曲集《若き日の歌》からの8曲。「思い出」「別離と忌避」「再び相まみえずに」「私は緑の森を楽しく歩いた」「夏に小鳥はかわり」「ハンスとグレーテ」「春の朝」「たくましい想像力」。根っからのロマン主義者であったワルターでしたが、指揮と同様、このピアノ伴奏でも過剰なルバートやデュナーミクを多用することなく、ここでもハルバンの歌をより格調高く歌わせるような、巧みな指さばきを見せています。ユダヤ人であったワルターだが、キリスト教の宗教曲は積極的に録音している。特にブルックナーの《テ・デウム》に関しては第二次世界大戦後のウィーンでの復帰コンサートなど、特別の日に演奏しており、思い入れも深かったようである。1953年3月録音、ワルター76歳。演奏はニューヨーク・フィルハーモニック。そのせいか、演奏は一期一会的な力演となっている。ブラインドで聞かせられたらワルターとはとっさに思い浮かばないほどの比類のない迫力がある。ちょっとアップテンポな演奏で、モーツァルトの〝ト短調交響曲〟と等しく音楽が叫び、合唱とオーケストラはともに渾身の力で走り続けている。尋常一様のものではない迫真性がある、こういう技術的なものを乗り越え論理を超越した有無を言わせぬ感動を与えてくれる演奏は、やはり良い。マーラーと親密だった弟子として、早くから作品紹介に務めたワルターのマーラー演奏には特別な説得力があります。マーラーがハンブルク歌劇場の音楽監督(1891〜1897年)だった時代、その下で副指揮者を務めながら研鑽したワルターが唯一残したマーラーの《交響曲第5番》は、意外にも古典的な手堅さを見ることができる演奏です。またワルターがニューヨーク・フィルの音楽監督時代の録音です。意外にも、これがワルター唯一のマーラーの《交響曲第5番》の録音です。演奏はこちらも全体的に速めですが、第1楽章のクセのない葬送行進曲から、第2楽章第1主題は激しさを増し、第2主題で叙情性強く変化させ王道の解釈。第3楽章第3主題はマーラーの「より遅く、落ち着いて」の指定が見事に展開されます。そして、ゆったりと冷静なアダージェットを経て、最終楽章は軽量軽快な第1主題と第2主題が絡みながらフィニッシュまでは迫力いっぱい盛り上げて、アッチェレランドを強烈に決めます。彼が本来歌劇場育ちだったことを思い起こさせる。心臓病を患った後のコロムビア交響楽団との一連の録音よりドラマティックな感情の表出は烈しく、1953年の現役のワルターの力強いさが刻まれています。一度も来日しなかったのに、今もなお日本で最もファンの多いワルターはマーラーの演奏に関しては別格の完成度を見せる、このオーケストラとの共演ならではの深い理解に基づく美しく雄大な名演奏です。こういう音楽と出会える喜びにこそ蒐集の醍醐味があり、ますます抜け出せなくなってしまう。モノラル録音ですが、この時期はRCAやコロムビアからステレオ録音も始まっていていますがまだまだ黎明期、モノラル録音集大成実現した優秀録音で音質は文句有りません。
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