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わきたつように華やかさ! ― 誰にでも親しまれているオペラ・バレエ音楽名曲の数々。オペラの中にバレエの場面が用いられたのは非常に古く、16世紀末のオペラの誕生と殆ど同時に行われているが、現在、通常の歌劇場のレパートリーとなっている18世紀末から20世紀前半にかけてのオペラにおいても、バレエを必要とするオペラの数は少なくない。もともとバレエはフランスではじまり、発展しただけに、オペラでもフランス・オペラでは非常に重視されていた。特に17世紀後半から約1世紀に及ぶルイ王朝の時代には、リュリに代表される独特のオペラ・バレエという形式の作品が盛んになった。このオペラ・バレエは踊り=バレエと歌の場面とが交互に登場するものであり、その後もフランスではオペラには必ずバレエの場面が含まれるのが慣習のようになっていた。いわゆるオペラの黄金時代といわれる19世紀に入っても、それは変わらず、マイアベーアに代表されるフランス・グランド・オペラでは視覚的な要素を大変重視したので、バレエもまた絶対に欠かせないものであった。そのため、イタリアの劇場のためのオペラではバレエを用いなかったロッシーニやヴェルディも、フランスの劇場のために作曲したり上演する際には、必ずバレエを加えたり、新しく作曲したし、ワーグナーも「タンホイザー」をパリで上演するために有名なバッカナール=ヴェヌスベルクの音楽を序曲の後に加えたりした。実際、19世紀のフランスでは、今日ではほとんど考えられないことだが、オペラを見に行くというより、その中のバレエが目的の観客も少なくなかったと言われる。ワーグナーが「タンホイザー」のために新しくバレエを加えながらも、それが不評だったのは、当時の慣習ではバレエは第2幕以降に置かれるのが普通だったのに、彼は序曲の直後にバレエを持ってきたのも一因だったとさえいわれている。しかし、いずれにせよ19世紀のパリではオペラにバレエが不可欠なものあったのは確かであり、多くの場合、実際のドラマとはあまり物語の進行上ではバレエは必ずしも重要ではないが、視覚的な要素としては無視できず、また音楽的にも優れたものも少なくないし、なかにはドラマの上でも必然性を持っているバレエの場面だってあ少なからずある。このレコードの4曲などは、バレエ音楽としては代表的な作品といえよう。たとえオペラの中で劇的な意味では重要ではなく、また視覚的な要素がなくとも、オペラのバレエ音楽には作曲家がその能力を十二分に注ぎ、そしてオーケストラの力を充分に発揮させようとした曲も多く、そのために独立した管弦楽曲として演奏会でしばしば演奏される作品も少なくない、これらの4曲は、そうしたオペラのバレエ音楽の最も端的な例である。
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